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9月終わりから続いていた学生による香港中心地の占拠は、話し合いによる収束に失敗し、治安部隊が強制撤去に乗り出しています。

騒動の発端は香港の選挙では、中国共産党が認めた人間しか立候補できないと中国政府が勝手に決めたことでした。
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反対運動を軽く見た中国共産党

香港の民主活動への対処で、中国共産党と習近平は明らかな誤算ををし早期収束に失敗しました。

9月末に学生や市民がデモ行進や座り込みを始めたとき、中国政府は意外に寛大な態度をしめしてデモを認めていました。

中国政府はこの運動を軽く見て、放置しても大ごとにならず、すぐに解散するだろうと見ていたようでした。


事の発端は8月31日、全国人民代表会議(全人代)で香港の選挙で立候補するには中国政府の許可を得なければならないという決定がなされた事。

そうあからさまに書いては居ないものの、立候補には指名委員会の過半数の賛成が必要で、指名委員は中国政府が決めていました。

これに反対した一部の学生がボイコットやストライキ等の抗議運動を始めました。


もしこの時点で中国が「適切な指導」(収容所で虐待すること)等をしていれば拡大はしなかったでしょうが前述のように黙認しました。

市民活動が暴動に発展しない為には、最初の一人の段階で厳しく取り締まるに限る。

一人なら多くの人は関心を持たないし、話題にすらならない。


人数が増える事によって注目を集め、止めるのが難しくなる。

千人や1万人になるともう、目立たないように取り締まって解散させるのは不可能になります。


なりふり構わず「香港中国化」を強行

2014年9月26日に、ストライキは香港の多くの学生が参加するようになり一般の市民も加わって拡大しました。

10月始めには民衆も参加して一時数万人まで増えましたが、この後公安の切り崩しで活動派は瓦解していきます。

やがて中国の揚げ足を取りたい欧米諸国が目をつけて、民主活動とか雨傘革命とカッコイイ名前をつけて世界に報道し始めました。


欧米のマスコミ人ははこういう事がとても得意です。

中国公安は香港マフィアや特殊部隊を「民主活動反対派の市民」として民主活動にぶつけて暴行を働いている。

メディアへの恫喝や取り込みも行われ、香港の芸能人には民主活動を非難するように圧力が掛けられました。


例えばジャッキー・チェンは「あいつらを見てるとマジでいらいらする」などと民主活動に反対を表明しました。

11月に入ると民主活動は下火になり完全に収束するかと思われました。

大陸の中国人はメディアや当局の目論見どおりに、民主化を支持しないようになっており「香港はわがままだ」という認識を持つようになった。


香港でも一般市民は、もうデモとは距離をおき迷惑だと口にするようになった。

中国政府は香港の裁判所に命令して、デモ隊の強制排除の決定を下させました。

11月25日に数千人の公安部隊がデモ隊に突入し排除を始めました。


抵抗派の中心は100人ほどの勢力と見られ、徹底抗戦を主張している者もいる。

26日午前、市内4地区で数百人が座り込みを続け、香港警察は25日夜までに86人を逮捕しました。


歴史は繰り返す

欧米の目を気にした穏やかな収束を断念し、外聞を憚らず強硬手段に切り替えたと見られている。

このまま収束するにしろ、まだ長引くにしろ、この醜態は長く影響を残すでしょう。

中国国内では香港だけではなく、チベット、ウイグル、旧満州、旧モンゴル、朝鮮国境付近など多くの民族問題を抱えている。


北京周辺の狭い範囲だけが、いわゆる漢民族の領土で他はすべて他民族を侵略した植民地と言えるほどです。

これらの殆どの地域で民主化運動や独立運動が起きていて、公安は武力で鎮圧していますが、こうした運動は力だけでは解決しないのは歴史が証明しています。

中国の歴代王朝の全てが、こうした他民族の不満から崩壊していました。

現在の中国もまた、過去の王朝と同じ理由で滅ぶように思えます。


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