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全国の離島で人間より猫のほうが多くなった”猫島”が増加している。

島民がペットして飼っていたのだが、増えすぎて問題も起きている。

捕獲処分になる前に避妊手術や登録制で、増加を防ぐ試みも行われている。
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離島の猫問題が深刻化

離島で猫が増えすぎて問題になる場合が増えています。

猫のライバルになる犬がおらず、放し飼いで自由に繁殖するため人間の数よりも多くなってしまう。

本土では人間100人に猫10匹程度だが、こうした島では島民より猫の数が多い。


”猫島”になってしまい高齢化した島民は飼いきれなくなる。

”猫島”は日本に何ヶ所もあり宮城県石巻市の田代島や、愛媛県大洲市の青島、香川県高松市の男木島は猫の島として観光客が訪れています。

これらの島は自動車もあまり走っておらず、自由に暮らす猫の楽園になっているが、島民より多くなってはやはり面倒を見切れなくなります。


対策として新たな猫の持ち込み禁止などをするものの、島内の自由猫が年に何匹も産んで増えていきます。

困った事に島には動物病院がないので避妊手術が出来ません。

そこで残った選択肢は、本土の病院で避妊手術を受けるか、他の島や本土に猫を移す、残念だが処分する等になる。


このうち本土の病院で避妊手術を受けさせてまた連れ戻すのは、離島の財政を考えるとまず不可能。

他の島や本土に移住させる試みが進められているが、どの島も猫を新たに必要とはしていない。


野生化した小笠原の「ノネコ」
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飼育登録制の島も

北九州市沖の響灘に浮かぶ馬島(うましま)が定型的な猫島として、読売新聞で紹介されていました。

島民は約40人で猫は80匹、しかも島民は高齢者が多く、猫達の世話をするのが次第に難しくなってきている。

福岡の支援団体が提案し、「どうぶつ基金」が資金を出して獣医師2人が馬島で避妊手術を行いました。


島内の79匹の猫が集められて12月中旬に避妊手術されました。

これで新たな猫が持ち込まれない限り、猫は増えない。

こうした島で世話をされなくなった猫はどうなるのだろうか。


長崎県の高島では猫の数が増えすぎて住民が対処を求めた結果、自治体が数十匹を駆除するに至りました。

対策せずに増えていくと最終的にこうなります。

小笠原諸島では「ノネコ」として野生化してしまった猫が土着の野生動物や野鳥を襲うなどしたために、やはり駆除が行われたようです。


離島猫が増えすぎる前に避妊手術をしようという試みが民間の支援団体を中心に行われていますが、国や自治体はこうした支援には積極的ではなく、手遅れになるまで放置してから駆除をしたがる傾向がある。

鹿児島県では奄美大島や徳之島で野生化した「ノネコ」の保護に乗り出しました。

奄美大島や小笠原諸島では猫を増やさない為に、猫の飼育を登録制にして制限しています。


加えて既に野生化した猫を回収するため、「ノネコ」を捕獲して人間に慣れさせてから、新たな飼い主を募集している。

保護施設や里親探しの仕組みが構築されていないので、「ノネコ」の解消には至っていないが、効果は上がっている。


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