昇進で給料が決まる。「士」のままで妻子を養うのは難しい?
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引用:http://www.news-postseven.com/picture/2010/11/jieitai-shusse1.jpg


自衛官の給与は途中入隊の若者だと最初年収300万円、昇進すると400万円や500万円以上になる。
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自衛官の収入はいくら?

平成に入って長い不況が続いたせいで、公務員はすっかり高収入職業になりました。

中でも大量に雇用しているのが警察官と自衛官で、収入が安定しているので、合コンやお見合いでも人気の職業らしい。

この2つの職業の現実の収入はいくらなのでしょうか。


政府が発表する数字は公務員の給与をなるべく低く見せようとしていて信用できない場合もある。

まず警察官の人数は28万1千人(2012年)で平均給与は813万円と発表されている。

警察官は最初から全員が本採用の公務員で、アルバイト警官や一時雇用の警官はいない。(外国では普通にある)


自衛官は27万9千人(2014年)で総人件費が2兆900億円(財務省発表)と発表されている

単純に人件費を自衛官の人数で割ると平均749万円あるがいわゆる自衛官の他に、予備自衛官に年60万円を支払っている。

中途採用の自衛官は最初は契約職員、つまり本当の公務員ではない。


1割ほどが2年または3年の任期自衛官で、昇進すると永久雇用になる。

自衛官の雇用形態はかなり複雑なので説明を必要とします。



一般公務員より高収入

一般自衛官の収入はずばり高いのか安いのか、防衛省によると一般企業で働く正社員より高くなるようにしている。

そして一般公務員よりも高くなっている。

そうでないと隊員が集まらないからです。


そして本採用の試験に合格すると幹部隊員になるのだが、この時年収が一気に800万円以上に上がる。

自衛官は昇進が全てであり、昇進試験などに合格しないと、いつまでも安月給のままである。

「士」と呼ばれる一般自衛官の総支給額は、基本給20万円以下、年収で300万円程度となっている。


入隊したてで基本給15万9千円、初年度年収300万円になる。

一般企業で言う「平社員」なので妥当なところかも知れない。

「士」は20代の若者が多く、任期制と非任期制の「士」が半々となっていて、非任期の人が専門職や指導役となる。


昇進して「2曹」になると平均520万円となっており、社会でも安定収入とされる。

昇進すると期限雇用から終身雇用になるので、これも大きい。

「士」から「曹」に昇進できるかが分かれ目で、できなかった人は、一般社会より低収入になり退官する事も多い。



「曹」以上で安定収入

「曹」は30代の人が多いとされている。

「尉」以上が幹部および幹部候補生とされ、一般隊員も試験で昇進することができる。

しかし防衛大学校などを卒業したエリート達との競争に勝って一般隊員が昇進していくのは困難でしょう。


中隊長クラスの3左になると年収700万以上になる。

それ以上になると年収1千万円以上が当たり前になります。

やはり幹部は高収入で、一般隊員と格段の差がある。


各階級の構成は「士」5万6千人「曹」14万人、「准尉」4500人、「幹部」4万5千人となっている。

ここで不思議な事に気づくと思います。

平社員の「士」より上司の「曹」が3倍近く多いのでした。


自衛官全体の28万人に「士」が占める割合は5分の1に過ぎません。

一般企業に例えたら平社員1人に中間管理職3人、幹部が1人という事になる。

頭でっかちの自衛隊と言われるゆえんです。


「士」はバイトに近く「曹」以上が社員なのだと分かる。

なお「自衛官の給料」は秘密扱いで正式に発表されてはいない。

防衛省が言っている「モデルケース」であって現実の調査に基づいてはいません。


これらの例からは、昇進すれば安定収入が見込めるが、ずっと「士」のままだったら転職したほうが良いかも知れません。

なお防衛大出身者は最初から幹部候補生です。


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