世界最大の出力を誇る柏崎原発
kasizawakigenpatu
引用:http://blog-imgs-29-origin.fc2.com/s/e/n/sensouhantai/kasizawakigenpatu.jpg


2030年の発電コスト予測で、原発が最も安いという試算が経済産業省から発表されました。

日本は砂漠など空いた土地が無いので、こうなるのは分かっていた。
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原発が最も安い

経済産業省は4月27日、将来の発電コストの試算を発表した。

2030年時点で原子力が、1KWh当たり10.1円と全電源で最も低くなった。

試算では震災後の新基準によるコスト増加も組み入れている。


同時に安全対策強化で、事故の危険が減ることも考慮した。

前回2011年の試算8.9円から1.2円上昇しました。

太陽光(メガソーラー)のコストは最大26.4円から最大15.5円へ大幅に引き下げました。


前回試算では原発を下回っていた「陸上風力」や「洋上風力」だが、いずれも原発を上回った。

前回は研究開発費を含めていなかった為とされている。

火力発電は二酸化炭素(CO2)対策でコストが増大するなどとして液化天然ガス(LNG)が13.4円になった。


報告書では原子力がもっとも発電コストが安くなるとした。

なおこれは15年後の2030年の予想なので、現在の発電コストとは大きく違っています。



アメリカの自然エネルギー価格の嘘

いくつかの国では自然エネルギー(再生可能エネルギー)で成功しており、原発や火力より安いコストで発電している。

アメリカの発電コストは1キロワット当たり太陽光11円、風力3.8円、原発8円から10円とされる。

日本のコストは石炭9.5円、天然ガス10円、太陽32円、風力22円、原発10円などとなっている。


太陽光と風力で日本のコストが非常に高いのが分かります。

なぜこういう計算になるかをアメリカの研究機関のジョージ・テイラーという人物が一言で説明している。

それはアメリカの風力発電と太陽光発電は、送電網とインフラ設備の費用を含めていないからです。


アメリカでは今のところ政府の補助金で賄えているから、計算にいれていない。

それに風力、太陽光を維持するには電力を安定させるため、同じ規模の火力発電を準備しなければならない。

真夏のエアコン使用時に風が吹かない、北海道では真冬が電力ピークですが、当然太陽光発電ができない。


だから100万KWの風力・太陽発電では同じ100万KWの火力発電などを待機させる必要がある。

このコストも膨大なものですが、今は小規模なので計算していない。



自然エネルギーと原発の共存時代


原発のコストは安全性の強化や事故の補償を含めても10円(1キロワット当たり)というところです。

原発1基は約4千億円で130万kwの発電が可能です。

地震前、54基の原発で合計4896万キロワットでした。


1基平均90万キロワットになります。

2011年の地震前、原発54基で日本の総発電量の約26%を占めていました。

2005年(平成17年)の日本の世帯数は4906万でした。


54基で1275万世帯の電力を賄いました。

1基当たり23万世帯以上を実際に賄っていました。

風力や太陽光にこれが可能でしょうか。


風力発電は同じ最大発電量でも、原発の2割程度の世帯数しか賄うことが出来ないとされています。

こうなる原因は風力発電が最大出力を出せるのは、理想的な風が吹く一瞬だけなのに対し、原発はいつでも出せるからです。

太陽光発電にも同じ問題があります。


原発の特徴はいつでも最大出力を出せて、最大出力が大きい。

大げさに表現すると、気温が上がって皆がエアコンをつけ、電力が足りなくなりそうなら、スイッチポンで発電量を増やす。

自然エネルギーではこれが出来ないので、皮肉な事に、自然エネルギーを増やすには、原発も増やす必要が生じる。


そうしないと気温が急変して国民がエアコンをつけるたびに大停電が起きるでしょう。

これからは自然エネルギーを増やし、同時に原発も増やす時代になるでしょう。


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