鹿が食べた後は禿山になってしまう
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引用:https://pbs.twimg.com/media/B8KuKQ1CEAM6tHK.jpg:large


平成の30年間で鹿の数が爆発的に増え、ハンターが駆除しても増加ペースに追いついていません。

このままでは500万頭に増えると予想され、シカが食べる事による森林被害が懸念されている。


平成は鹿の時代だった

全国的に野生の鹿による被害や事故が激増している。

背景には森林の増加によって鹿のエサが増え、爆発的に増加している事があります。

特に山間地や森に近い農村では、今や電気柵を貼らなければ田畑を維持できないほどになっています。

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列車と鹿が衝突したり、自動車と衝突する事故は、毎月のように発生しています。

そこで鹿を駆除したうえで、肉として食べようという運動が広がりを見せているが簡単ではない。

鹿肉を「シビエ」と言いますが、食べるのは意外に難しい。


まず鹿を撃った後で、すぐに処理して工場に運び、解体して冷蔵または冷凍する必要がある。

ハンターが鹿を撃つのは山奥なうえ、1人か少人数なので、解体や運搬は簡単な作業ではありません。

時間が掛かると肉の鮮度が落ちてしまい、肉の品質がバラバラなので、スーパーなどで販売はできない。


食肉業者によると、買い取れる品質の鹿は駆除した半数に過ぎない。

このように無駄が多く手間が掛かるので牛や豚と比べて安くなく、野生の鹿は癖があって美味しくない。

本当に新鮮な鹿肉は刺身で生肉を食べられますが、そのような品質の肉は滅多にありません。

要は肉として食べるなら、牛や豚の方が安くて美味しい。



鹿が増えすぎた理由

全国の鹿の総数は1990年には約29万頭でした、

その頃は高度経済成長で乱開発した影響が残っていて、鹿の生息地の森林が減少していました。

その後、輸入木材が大量に入ってきた影響で国内林業が衰退し、森林が放置されるようになりました。


2013年に環境省が鹿の数を再び調査したところ261万頭に増えていました。(2017年は265万頭)

野生動物の調査には誤差があるので224万から456万頭、中央値は304万頭でした。

23年間で約9倍に増えたが、最新の調査ではやや減少した可能性があるとされています。

増えた原因は林業衰退で山を放置した結果、樹木が大きく育って鹿のエサが増えた事でした。


鹿を食べる野生の生き物として、昔は狼が居ましたが、絶滅しました。

ハンターが減少したため、鹿が人間に撃たれる事もありません。

本土にはツキノワグマ、北海道にはヒグマが居ますが、両方とも木の実が豊富にあれば動物を襲いません。


苦労して鹿を追いかけるより、のんびり木の実を食べるのを熊は好みます。

それに鹿300万頭に対して熊は1万頭に過ぎないので、多少の鹿を襲ったとしても鹿は減らないでしょう。


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