ソ連の経済は崩壊するほど酷い状態ではなかったが、あっけなく倒れた
1992F1 (15)
引用:http://web.sapporo-u.ac.jp/~oyaon/Lenin/1992F1%20(15).jpg


中国が崩壊した旧ソ連末期に似てきていて、ソ連化が進行していると言われています。

異常なほどの軍事力誇示や周辺国への侵略、嘘の経済統計を連発し「アメリカを超えた」と言う。

空母を初めとする大海軍構想もソ連のパクリで、ソ連は経済膨張軍事膨張の末にある日崩壊しました。

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中国とソ連は双子の兄弟

最近の中国で起きていることの多くが、恐ろしいほどソ連に類似してきています。

旧ロシアは1905年に日露戦争に破れてから皇帝が求心力を失い、ロシア革命が起きて1922年にソビエト連邦が成立しました。

第一次大戦でロシアと戦っていたドイツは、ロシアでクーデターを起こさせるため、レーニンをモスクワに送り込んで帝政を打ち倒しました。


革命後に様々な理念をでっち上げたが、真実はロシアを戦争から引きずり降ろしたかったドイツがやらせたクーデターでした。

嘘で塗り固めた理念を守るため、ソ連政府は軍事力と粛清によって秩序を保とうとした。

第二次大戦では再びドイツと敵対し、共産主義の生産システムによって軍事物資を大量生産して倒した。


大戦後の一時期は米国に代わる超大国になると予想されていたが、その時がピークで1991年に崩壊した。

ソ連崩壊の原因は様々な説があるが定説は無く、謎に包まれている。

膨大な借金があった訳でも、国民が飢餓に襲われたわけでもなく、軍事力では米国に対抗しており、科学技術は優れていた。


対外債務があったとか、マイナス成長だった、人口が減少していたと言われるが、20年も同じ状況の日本は倒れる気配が無い。

ソ連が崩壊した本当の原因は、解決不可能な問題が同時に多数発生したからだと言われている。

例えばソ連は毎年、嘘の経済統計を発表し「わが国はアメリカを超えた」と宣伝したが、実際はマイナス成長でした。



嘘で塗り固めた超大国、ソ連

ソ連には会計制度や監査制度が存在せず、発表する数字すべてがデタラメだった。

共産主義で不正をして金儲けする人は居ない事になっていたので、人を疑って検査する事もありません。

これとそっくり同じ経済システムを採用している国が世界に2つあり、北朝鮮と中国です。


北朝鮮の発表した数字すべてが嘘なのは疑う余地が無いが、中国も同じなのです。

GDP統計が真実とかけ離れているのは、発表しているIMFや世界銀行でも嘲笑の種になっています。

ソ連のような共産主義国は極限まで拡大して、世界を支配するのを目的にしています。


人民を解放する政治システムが共産主義なので、拡大する事が使命なのです。

ソ連は建国以来あらゆる戦争に勝ち続け、周辺国を飲み込みながら膨張していきました。

異変が起きたのはアフガニスタン侵攻で、1978年にソ連軍が侵攻した時には数ヶ月で勝利すると思っていました。


しかし泥沼の民族紛争に巻き込まれて1989年に無残な敗北を認めて撤退しました。



共産国は膨張した後で崩壊する

ソ連崩壊はその僅か2年後の事で、アメリカに匹敵する大帝国が、たった一度の地域的な敗戦で崩壊したのです。

日本のような民族国家なら、負けても同じ民族が再び協力して立ち直りますが、理念で集まった国は一度の負けで崩壊します。

ソ連が第一次大戦の最中で生まれたように、共産中国は第二次大戦で日本と戦争中に生まれた。


中国もソ連と同じく周辺国を軍事侵攻しては吸収してきました。

共産主義で全世界の人民を解放するのが使命なので、チベットやウイグルで行っているのも、人民救済だと思っています。

中国は最近「海洋国家」を目指して大海軍を建設しようとしているが、何とした事かソ連も70年代に同じ事をしていた。


全世界のすべての人民を解放する使命がある以上、アメリカも倒さねばならない。

ソ連は米国と同じ原子力空母10隻程度の大海軍を目指したが、1隻目が完成する前に計画は放棄されました。

大陸国が大海軍を建設する自体に無理があるし、国内の現実に目を向けざるを得なくなった。


ところが共産国家が現実に目を向ける事は、全世界の人民開放を放棄した事になり、国家の存在理由を失いました。

ソ連を崩壊に追い込んだ本当の原因はこの理念の喪失とされているが、これは中国も同じなのです。


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