噴火直後の新岳
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引用:https://pbs.twimg.com/media/CGBQVZrUUAIerIc.jpg:large


鹿児島県の口永良部島の新岳が突然大噴火を起こし、一瞬で島は人が住めない状況に変わりました。

幸い逃げ遅れた人は居らず全員の無事が確認されているが、今後の生活が不安視されている。


突然の大噴火に何も持たず避難

5月29日、鹿児島県の口永良部島の新岳で午前10時前に爆発的噴火が発生したと気象庁が発表した。

9000メートル以上の高さまで上がり、噴火による火砕流が海岸まで達し、屋久島町は住民に全島避難を指示した。
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気象庁は噴火警戒レベルを入山規制を意味する3から、避難を必要とする最高の5に引き上げた。

新岳は2014年8月、34年ぶりとなる噴火が確認されていましたが、5月29日午前9時59分ごろ突然大爆発を起こした。

口永良部島は屋久島の西北西およそ15キロにあり、住民137人のうち120人は避難所に避難した。


火砕流が到達した地域の大部分は、去年8月の噴火のあと立ち入りが規制され、住民が多く住む北側の前田地区には達していない。

気象庁の北川課長は、「今後、爆発力が強い噴火が発生する可能性があり、噴石や火砕流に厳重に警戒してほしい」と述べました。

また北川課長は噴火の直前に地震や火山性微動、地殻変動など噴火につながるような兆候は確認できなかったと述べた。


東京大学地震研究所の中田節也教授は、マグマが直接噴き出す「マグマ噴火」が起きたとの見方を示した。

地下の広い範囲に何か影響を及ぼすほど大きくないため、ほかの火山に影響することはないと説明した。

中田教授は「数日前には有感地震が発生し、いつ噴火してもおかしくない状態だった」と気象庁とは食い違う説明をしている。


住民によると前兆はなく、午前10時ごろにポンという大きな音がして、山のほうを見ると噴煙が昇っていました。

火口から2キロほど離れた所に住んでいた島民は、突然バリバリバリという轟音がして、山のほうで噴煙が見えた。

ヘルメットなど避難セットだけを持ち、車が渋滞していたので徒歩で避難してきたと語った。

15キロ離れた屋久島からは、爆発音の後に雷のような連続して聞こえ、噴煙が自分のほうに迫ってきているという。



自衛隊などの活動

鹿児島県は自衛隊に対して災害派遣要請を行った。

噴火警戒レベルは2007年に運用が開始され、5へ引き上げられたのは今回が初めてです。

政府は、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置し、情報収集を急いでいる。


海上保安庁は現地の状況を把握するため、大型巡視船を派遣した。

大分県警、長崎県警、山口県警から広域警察航空隊を現地に派遣し、ヘリで住民の避難状況を確認している。

自衛隊の航空機も上空から確認した。


安倍晋三首相は29日、海上保安庁の船舶や自衛隊のヘリコプターが島民の救助に向かっていると話しました。

そのうえで「全ての力を総動員して島民の安全確保に全力を挙げる」と述べた。

防衛省・自衛隊は鹿児島県知事からの災害派遣要請を受け、自衛隊員を現地に派遣する準備を進めている。


すでに航空自衛隊のF4戦闘機とP3C哨戒機を現場付近に飛ばして、上空から情報収集活動を行っている。

全島避難は自衛隊や海上保安庁などが実行すると予想されるが、どこに避難するかなど詳細は決まっていません。

菅官房長官は島民137名のうち120名が番屋ヶ峰避難所にすでに避難していて、住民避難のため海上保安庁の船舶が島に向かっていると話した。


これまでの情報では120名の避難小屋の住民は海上保安庁の巡視船で避難し、残った10数名は自衛隊のヘリで空輸すると受け取れます。

また民間船舶やフェリーも口永良部島に向っているとの事です。

隣の屋久島町では口永良部島から住民が避難してくるのに備えて、町内の5か所に避難所を設置することを決めた。

避難所になるのは、宮之浦地区の老人憩いの家、宮之浦公民館、離島開発総合センター、屋久島町福祉センター、吉田地区コミュニティセンターの5か所です。


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