発展する中国とは無縁の農村
yunnan2004tokutokuFH000011
引用:http://www.geocities.jp/torikai010/yunnan2004tokutokuFH000011.JPG


中国の経済発展は報道されるが、中国の農業について報道される事はほとんど無い。

大半の農民は成長とは無縁で、年収10万円から20万円程度で働いてる。


中国農業の衰退ぶり

中国経済は(表向きの数字では)年6%成長を続けているが、その一方で中国の農業は衰退の一途を辿っている。

長い間中国は消費する以上の農作物を生産する純輸出国だったが、今は農業輸入国に転落した。

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中国では過去10年間に農業従事者の賃金が急騰し、年収3万円以下だったのが10万円以上になった。

2000年頃の農村年収は5万円以下だったのが2010年頃に年収10万円、現在は年収15万円以上になっていると推測されている。

推測されているというのは中国は都市住民との格差が縮まらないので、農民収入の統計を辞めてしまったからです。


経済が発展し人民元が高くなり人件費も高騰すると、中国の農作物は競争力を失い政府は補助金で農家を保護している。

経済協力開発機構(OECD)によると、中国は農家に数十兆円もの補助金を支出ししている。

世界の人口の5分の1は中国人だが、中国の農地面積は世界の10分の1に過ぎない。


中国は経済成長の為に農地を減らし、公害で汚染してきたから、農業が衰退するのは当たり前だった。

中国に最も好意的な人でさえ、中国の農業は躍進しているなどとは言わなくなった。

今日の中国人は欧米風の肉食を好むので、大量の牛や豚を飼育するために、大量の飼料を外国から輸入している。



農民の年収は10万円から20万円

経済成長の結果、農民は都会に出て農業以外の職業に就きたがるようになり、農業の労働者不足が深刻化している、

解決するには農家の年収を増やせば良いが、人件費が上昇すると、ただでさえ競争力が無い中国農業はさらに競争力を失う。

すると現在30兆円程度の農家補助金が、もっと増えてしまうでしょう。


中国農業の生産量は2000年代からの平均で年3.6%ずつ増加しているが、2009年を境に輸出より輸入の方が多くなった。

理由は家畜用のエサや工業用のトウモロコシなどで、アメリカから輸入するのも大半はブタ等の餌です。

過去20年で高騰したと指摘されている中国農民の収入は、一体いくらなのでしょうか?


中国政府によると2011年の中国全土の農民の平均年収は8万5千円(6900元)だった。

月給ではなく年収が8.5万円で、同じ2011年に中国人全員の平均年収は約55万円(42元)だった。

農業の収入は全職業平均の6分の1で、農民の収入の低さがわかる。


中国農村部の平均年収は都市部の1/3に過ぎないのだが、中でも農民の年収はさらに1/2に過ぎない。

因みに農民が都会に出て農業以外の職業に就くのは違法行為で、農民工として黙認されているが不法労働者でしかない。

どうした事か中国政府は毎年発表していた農民の年収を2012年からは発表するのを止めてしまいました。


その後どうなったのかは分からないのだが、8万円だった収入が急に数倍になったとは考えにくいので、現在でもせいぜい2倍程度でしょう。

中国農民の平均収入は15万円前後なのだが、山間部の貧農地域では3万円以下の場合も在る。

ウイグルやチベットや内蒙古などテロ防止のために意図的に貧しくしている地域も存在する。


ウイグル人は企業での就職や労働、出稼ぎを禁じられているので、農民の多くが極貧と思われます。

一方で北京や上海のような大消費地に近い農村では商業的成功者も現れ、富裕農村となっている。

日本のマスコミが取材して「中国の農村は素晴らしい」と褒めたたえるのは、必ずこうした富裕農村です。

中国人労働者全体の平均年収は70万円ほどだが農民の平均は15万円前後というのが実態です。


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