アメリカの農業は面積が広いだけで効率が悪く、補助金で存続している
Wheat_Farm
引用:http://s3.amazonaws.com/fallingrain/uploads/cc3c5a058f9a47b4a48a503c69530c71/large/Wheat_Farm.jpg?1356317678


アメリカの農家は収入の半分以上を政府の補助金から受け取っている。

1割台の日本こそ「競争社会」でアメリカに競争などありません。


アメリカの農業補助金

農業自由化交渉やTPP交渉を巡って、アメリカは毎回「日本は農業を保護し、不公正貿易をしている」と言っている。

農業だけでなく、どんな品目でも必ずアメリカは「日本は保護貿易をしている」と非難します。
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しかし実際は不公平なのはアメリカの方であり、補助金と貿易障壁で自国産業を保護しています。

今回はアメリカの農業を取り上げて、いかに保護され不公正な貿易をしているかを暴きます。

アメリカの農産物(とうもろこし、麦、大豆、米、綿花)の生産コストは、生産コストが販売額を上回っています。

少数の例外品目を除いて、アメリカの全ての農産物は赤字で生産していると断言して良いと思います。


例えばアメリカが日本に輸入するよう迫っている米(占領時に盗んでいった日本米)の生産コストは、販売額の100%以上です。

農作物の相場は年によってかなり違うが、生産コストが販売額の200%を超える年もあった。

米を1万円で作って5千円を政府が補助し、5千円で販売している事になります。


小麦、トウモロコシ、大豆も販売額の100%から200%の生産コストが掛かっていて利益は出ていません。

アメリカの農業は世界最強ですが、補助金の金額が世界最強なのでした。

農業に出している補助金は製造業とかIT産業とか、国民の税金で支払っています。

お金が足りなければ中央銀行のFRBがいくらでも印刷するので、足りなくなる事は起こりません。


農業交渉でアメリカが言っている事は100%嘘ばかり
WS002418
引用:http://sayuflatmound.com/wp-content/uploads/2015/04/WS002418.jpg


日本の方が「競争社会」だった

一方でアメリカは関税に関しては低く15%前後、日本は平均50%前後と高くなっている。

これを根拠にアメリカは「日本は農業を保護している。アンフェアだ!」というのですが、お前に言われる筋合いは無い。

日本の農業の補助金割合は15%といった所で、アメリカの50%以上とは大きな差がある。


関税で保護するか補助金で保護するかの違いだけで、補助金のほうが上等という事はありません。

むかしNHKのテレビ番組でアメリカの米農家の特集をしていました。

彼らはヘリコプターで種を撒いて水を入れたら、収穫までほったらかしみたいなやり方をしていました。


それで良い米が取れるなら農家は楽で良いのですが、後で調べたらそれは「工業用のクズ米」でした。

テレビではアメリカの農業がいかに近代的で、日本が遅れているかを強調していましたが、種証しはそんな物です。

アメリカの農業予算は年間10兆円以上で、アメリカの農業生産額は17兆円に過ぎません。


日本は農業生産額約7兆円で農業予算3兆円です。

この数字を並べて分かるのは、アメリカの人口は日本約3倍弱なので、一人当たりの農業生産額は大差ありません。

アメリカの農業は凄く巨大だという印象を受けますが、『国民一人当たり』に直せば同じです。

このカラクリはアメリカが大量に作っているのは小麦やトウモロコシなど安いものばかりである事です。


反対に日本が作って居るのは生鮮野菜とか高級和牛とか値段が高いものが多い。

日本の農家は過当競争によって崩壊しようとしているが、アメリカの農家は補助金で良い生活をしている。

アメリカの農家は38,000ドルの補助金を受け取っているが、日本は9,200ドルに過ぎませんでした。

TPP交渉で「日本はアンフェアだ」とアメリカ代表が発言したら、机を蹴っ飛ばして投げつければ良いのです。

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