世界のリーダーになると宣言して米スプリントを買収した
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引用:http://japan.zdnet.com/storage/2012/12/18/fcf7e55f8b009b99c056847858e2f879/121218softbank06.jpg


孫社長が「世界一の大企業になる」と宣言し米3位の携帯電話会社を買収したのは2013年だった。

翌14年には失敗が明白になり、毎月300億円もの赤字を続けている。


負けが確定したゲーム


「世界最大の通信事業者になる」と孫社長が意気込んで買収した米スプリントが、米最下位に転落した。

米3位の携帯電話会社スプリントを買収したときから分かっていた事でしたが、衝撃は大きかった。

総額216億ドル(約1兆8000億円)を投じて13年に買収した米携帯電話3位、スプリントが大苦戦している。
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ソフトバンクは2013年7月に米国3位の電話会社「スプリント」を買収したが、これは米国4位の「Tモバイル」を買収するのが前提だった。

3位の「スプリント」は赤字企業に過ぎないが、米国4位の「Tモバイル」と合わせれば1位、2位とも戦えるようになる。

アメリカの人口は日本の約3倍だが、面積は日本の25倍もあるので、人口当たりの面積は8倍もあります。


日本と同じ設備投資をして、日本と同じ料金を取っても、投資金額に対して8分の1しか売り上げがない事になる。

地上設備費が割高になり、1位ベライゾン、2位AT&Tと同様に整備するには10兆円以上が必要です。

先行して地上設備を保有している2社が圧倒的に有利で、3位以下が逆転する可能性が無い事業です。


孫氏はまず3位スプリントを買収し、4位Tモバイルも買収して一気に全米1位になろうとしたが、米政府が反対した。

電話事業は安全保障であり、日本だか韓国だか分からないような会社が重要な地位を占めるのを望まなかった。

孫正義が米大統領の電話を盗聴して、それが韓国や日本あるいは中国に筒抜けになれば困るのである。


グループ内で資金をやりくりして黒字発表するのは、ライブドアと同じではないのか
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引用:http://logmi.jp/wp-content/uploads/2015/02/sb1ec_R-590x330.jpg


失敗を認めないカリスマ指導者

成功を収めたカリスマ指導者が年老いて失敗を犯し、自分の威厳を保つため失敗を認めず、ついには破綻させてしまう。

こんな例は企業だけでなく、世界に枚挙にいとまが無い。

自分の判断ミスで巨額損失を出した経営者が、グループ内で架空取引を繰り返して赤字を隠す会社が無数にあった。


ソフトバンクは現在、日本の携帯電話事業で挙げた利益を、別会社の筈の米スプリントに注ぎ込んで経営を続けている。

15年2月10日にソフトバンクの決算が発表され、2014年の状況が孫氏から発表されました。

米スプリントは14年10月から12月期に21億ドル(約2500億円)の減損損失を計上した。


14年の7月から9月期にも7.6億ドル(約800億円)の損失を出していた。

2014年の年間では米スプリントの最終損失は33億ドル(約4000億円)に上った。

孫氏が米スプリントを保有し続けるには、ソフトバンクが毎年数千億円を注ぎ込まなければ成らないのです。


15年5月5日に発表したスプリントの2015年3月期(四半期)決算では、最終損失が2億2400万ドルに達した。

8月4日には4位のTモバイルに抜かれ最下位になった事が明らかになった。

孫氏は「改善の兆しが見られる」としてさらなるテコ入れをする姿勢を見せている。


孫正義が米スプリントにつぎ込む金は全て、日本のソフトバンク利用者が支払っているのである。

長く1位を続けてきたソフトバンクの携帯電話純増数が、15年に入ってキャリア最下位に転落した。

アメリカの事業で資金を使っていることと、日本の電話事業の不振には関連性があるように見える。

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