テレビで放送されたケーブル網の一部
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引用:http://stat.ameba.jp/user_images/20140712/18/kamifubuki/ff/d2/j/o0800053013001041474.jpg


中国海軍は近年、南シナ海での行動を活発化させ、沖縄諸島周辺を通過したりしている。

ところがこうした行動を全て、海底のセンサーによって日本は把握している。


太平洋東北ケーブルセンサー網とは

日本の周辺は東南海、九州、沖縄、東シナ海、尖閣周辺、対馬海峡周辺もケーブルセンサー網が張られています。

1970年代から国際通信が盛んになり、日米間を初めとして海底ケーブルが急速に敷設されていった。

海底ケーブルには地震計が一定間隔で備え付けてあるが、海上を何かが通過しても探知できる。
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即ち地震計は潜水艦や艦船の探知機を兼ねる事が出来る。

その性能は海面から釘を一本落としても、海底の振動を捉えることが出来ると推測されている。

こうしたケーブルの地震計はマラッカ海峡や南シナ海からインド洋まで設置されていて、ハワイにも伸びている。


水流、水温、水圧、傾斜、磁気、音響で地震や津波を感知するが、周辺を船が通っても探知する。

防衛省は日本周辺から遠く離れた場所で行動する他国の潜水艦も、行動を把握している事になります。

1円玉を海面に落として検知できるかという実験を某テレビで行い、水圧などで探知していた。


OBS(自己浮上型海底地震計)という名称で海底地震計の設置も行われている。

丸い重りのような形状をしていて、深海6000mの深さでも使用することが出来、設置は母船から落とすだけで良い。

微細な振動でも探知するので、数キロごとに設置すれば通過した潜水艦の情報は丸分かりになる。


こうしたセンサーは現在ではリアルタイムに集計されて東京(多分)に伝えられている。

地震計、津波計なのに情報が分かるのが数時間後だったら役に立たないですからね。


赤い線を踏まずに移動しないと中国海軍は探知される、罰ゲームのようだ
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引用:https://www.sof.or.jp/jp/news/101-150/images/118_1_c.jpg


潜水艦キラー


日本のEEZ(排他的経済水域)には海底ケーブルが隙間無く敷設されていて、把握されずに侵入するのは不可能です。

もう少し広いADIZ(防空識別圏)にも張り巡らされているので、やはり侵入すればすぐに把握できる。

さらに中国大陸、台湾周辺、朝鮮半島までケーブルの網は延びていて、上を通過すれば把握するようになっている。


中国やロシアの潜水艦をセンサーで発見して、海自の哨戒機や潜水艦の出番になります。

ロシアの原子力潜水艦の潜水深度は400m台で通常型は300m台、中国製は200m台と成っています。(推測値)

対して海自の潜水艦は先行深度700m、米国製原潜は600m以下まで可能とされていて、性能が桁違いです。


海自の潜水艦が装備している対潜魚雷の潜水深度は900m(推測)とされていて世界一だと言われている。

つまり日本の潜水艦は海底700mで潜水したまま魚雷を発射できるが、中国の潜水艦は200m付近に居る。

しかも日本の潜水艦は長時間の無音行動が可能なので、相手は魚雷を発射されるまで気づかない。


海自は対潜哨戒機70機以上を保有しているので、多数の哨戒機によって敵潜水艦を追跡する事が可能です。

哨戒機もまた対潜魚雷、対潜爆弾を装備できるので、日本近海に接近した潜水艦はもはや袋のネズミ状態になります。

さらに海自の護衛艦の殆どは潜水艦を追尾したり攻撃する機能を持っていて、逃げおおせる事は困難です。


こうした海底ケーブル+海上自衛隊の能力が、もしベトナムやフィリピンといった国にも提供されたらどうなるでしょうか。

南シナ海では南沙諸島や西沙諸島を中国が占領し、アセアン諸国と対立しているので、周辺国は海軍力を強化している。

防衛協力の一環として海自との共同作戦が可能になったら、中国海軍は封じ込められてしまいます。

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