自転車乗りの天敵「放置自転車撤去作業車」
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引用:http://3.bp.blogspot.com/-k2NIkkuNNjM/UWLTuH-5HBI/AAAAAAAAAHA/2XKpB-6aPS8/s1600/IMG_0148.JPG


都会で自転車に乗っている人にとっては忌々しい「放置自転車撤去」、放置じゃなく止めて置いただけだと言っても通じません。

東京では引き取るのに5000円もかかるので、残りの使用期間によっては、新しく買った方が安い。


1台5万円の撤去費用?

全国で保有されている自転車の台数は約7100万台で、路上駐輪などで撤去されるのは、全国で年間124万台だそうです。(平成28年)

東京都が平成29年に撤去した自転車は、357,067台で、215,702台を返還し返還手数料 約7億24,82万4,000円を徴収した。

東京都が放置自転車にかけた費用は平成17年181億円で、150億円以上の年が多い。

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内訳を見ると大半は自転車を保管するための用地買収費らしく、大きく変動するがこのくらい掛かる年もあったらしい。

東京都では撤去された自転車を引き取りに行くと『移送手数料 5,000円』が取られるので、さぞや儲かっているだろうと思えます。

放置自転車予算180億円で35万台を撤去したとすると1台当たり5万円にもなり、もう少し低く見積もっても4万円程度です。


チャリンコ1台を撤去するのにどうして4万円も掛かっているのか、その前に撤去に関する収入を見てみます。

撤去した放置自転車のうち215,702台を返還し、返還手数料 約7億24,82万4,000円を徴収した。

4割超が5000円払って引き取ったのは結構高確率ですが、微々たる収入にしかなっていません。


次に放置自転車の売却益ですが、取りに来ない自転車は自転車屋に売ってしまいます。

売却金額はは1台あたり2000円以下程度(入札なので決まっていない)で売り払ったが、これも微々たる金額でした。

約35万台を撤去して21万台は持ち主に返還、売れる物は売却し、数万台は無償で役所などで利用し、使えないのは廃棄したようです。


駐輪場の利用料は数十億円で収入のほとんどを占め、東京都は支出に駐輪場の建設費を含めている。

2012年の支出のうち、駅前などの駐輪場の建設費が25億円、駐輪場の維持管理費が約82億円かかっています。

放置自転車の撤去にかかっている直接費用は約22億円、撤去自転車の保管費用が約13億円、広報などに6億円かかっている。

実際の撤去と保管にかかっている費用は23億円で、150億円以上の大半は「駐輪場の用地買収と運営費用」でした。


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引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-11-1b/kanameken/folder/1293646/43/37347843/img_0



撤去自転車の行き先

2012年の場合23億円で60万台を撤去したから、本当の1台当たりの撤去費用は、1台当たり3833円でした。

撤去費用の実際が分かりましたが、恐らく東京都は「こんなに凄いコストが放置自転車に掛かっている!」という意味で誇張したいのでしょう。

さて1台3800円で回収された自転車の6割以上は持ち主が取りに来ないので、自転車屋に売却される事になります。


持ち主が取りに来ない40万台のうち、13万台が再利用され、27万台は廃棄されたようです。(2012年)

日本では1万円台で新車のママチャリを買えるので、6000円で中古を買うより1万円で新車を買う人が多いからです。

自転車屋は3000円以下で仕入れて修理や調整し、必要ならタイヤ交換をして6000円から8000円で売っています。


ママチャリは新車でも1万円から1万5000円なので、中古としてはかなり割高なのが分かります。

1万円の自転車に3年乗ると、後輪が薄くなり交換が必要になりますが、自転車屋では6000円くらい取られます。

撤去されて取りに来ない自転車はタイヤを初めとした交換が必要なので、部品交換して高めの値段で売られる。


自分の自転車が撤去されたときに5000円払って受け取るか、そのまま捨てるかは考えどころです。

もし2年近く乗っているなら後輪が磨り減っているので、もう1年乗ればタイヤ交換で5000円以上掛かります。

計算したら引き取らずに1万円の新車を買った方が安く済みます。


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