レトロブームと反比例して良質なソフトはガンガン減っている。
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引用:http://www.e-ecopark.com/blog/wp-content/uploads/2015/01/IMG_1273.jpg


昔のゲームブームの頃のカセット式ゲームが再びブームになっていて、リバイバルソフトも発売されている。

ファミコン本体の入手が難しいので、互換機と呼ばれるファミコンもどきの機械が発売され人気を得ています。


レトロゲームが入手困難に

2013年あたりから日本に来る外国人観光客が、秋葉原あたりで古いファミコンゲームを買い漁るのが話題になっていました。

外国では元々日本に比べると流通が少なかった上に、中古ゲームの販売店がほとんど無いので、恰好の日本土産になっていた。

おかげでその手の中古ゲーム店は品薄になり、商売替えしたり閉店したところもありました。
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中古ゲーム店は日本人が買って、遊び終わったらまた売りに来る事でリサイクルが成立したが、外人が買うと2度と店に戻ってきません。

外国人が買って行く事で一時的に売上は増えたが、結局売る商品が無くなって自分の首を絞めてしまいました。

閉鎖された島国の中だけで成立していた世界が、海外に流出すると戻って来ないので途切れてしまいます。


日本からレトロゲームを買っていくのは昔ファミコンが販売されていた欧米、特にアメリカが多く、米本土でもソフトの価格が上がっています。

数年前にはソフトは10ドル程度だったのだが、マリオやゼルダの人気ソフトは1000ドル(10万円)を超える事もあるという。

アメリカには何でもコレクションして値段を釣り上げる人が居るが、ファミコンカセットもそうした収集品の中に入ってしまったようです。


レトロゲームを扱うショップは対策として「値上げする」という方法を打ち出したが、海外に出て行ったら店に戻って来ないのは同じです。

数年前には地面に無造作を置かれたファミコンソフトのカゴに『一個200円』と書いてあったりしたが、もうそんな牧歌的世界は見られません。

実物のレトロゲームが高嶺の花になりつつある一方で「復刻ゲーム」と言える、昔のゲームのリバイバルが流行しています。



ファミコン互換機が登場

ファミコンソフトはファミコン本体が無いと遊べませんが、本体の流通も少なくなって、入手は困難になりつつあります。

そこで「ファミコンもどき」というのか、ソフトを差し込めばゲームを遊べるレトロゲーム機が発売されています。

サイバーガジェットから発売された「レトロフリーク」はファミコン、ゲームボーイ、PCエンジン等11機種9000タイトル以上に対応しています。


権利関係がどうなっているかは謎ですが、遊べるならどうでも良い事なのかも知れません。

互換機ハードは現在「グレーゾーン」という範囲の上に乗っかっており、メーカーの圧力で販売中止になる例もあります。

ゲームソフトを動作させるシステムにも厳密には著作権が存在するので、欲しい人は早めに買おうとしか言えません。


任天堂のファミコンは1983年発売で、20年後の2003年に特許切れになったので、誰でも「ファミコン」を作って売る事ができます。

しかし内蔵されているソフトウェアの特許は50年間なので、もしファミコン互換機が本物と同じソフトだとしたらアウトになる訳です。

だからこそ「お早めにお求めを」という事になる。買ってしまった物は後でどうなろうと返さなくて良いですから。


80年代から2000年代に流行したゲームの続編や、レトロゲームの新作が続々と発表されています。

レトロゲームの新作を発表するのは独立系クリエイターで、大手ゲーム企業が手を出す例は少ない。

最新ゲーム機の現代的な新作の方が市場規模が遥かに大きく、レトロゲームは流行っているとは言っても、街のショップレベルに過ぎないからです。


こうしたレトロブームはカセット式ゲームに支えられているが、昔のゲームカセットは異様に頑丈に作られている。

これは初代ファミコンを開発したときに、子供が踏んでゲームできなくなるようでは苦情が来るので、踏んでも良いように設計したようです。

それだけ丈夫なので30年経っても壊れずに動作している訳で、確かに最近のペラペラのCDやDVDだったら、今まで残らなかったでしょう。

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