こういうのが結構な勢いで若者の自転車をを追い抜いていく
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引用:http://spohiyo.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/05/18/pas_kiss.jpg


今やそこら中で子供を乗せた電動アシスト自転車を見かけるようになり、幼児を乗せたママに追い越される事も多い。

日本では電動自転車と言えばママの乗り物というイメージが定着してしまい、スポーツ車への転換が進んでいない。


子供乗せ電動自転車が大ヒット

近年電動アシスト自転車の数が急速に増え、特に前後に子供用座席を設けた、車体の低いタイプに女性が良く乗っている。

道交法の改正で普通の自転車の前後に子供を乗せるのは違法になり、低床ロングフレームという専用自転車が必要になりました。

例外がいくつかあり、自転車で子供を乗せてもいい場合が定められています。
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1、16歳以上の者が、6歳未満の幼児1人を幼児用座席に乗車させ、又は背負い、ひも等で確実に緊縛している場合

2、16歳以上の者が、幼児2人を幼児2人同乗用自転車の幼児用座席に乗車させている場合

3、16歳以上の者が、幼児1人を幼児2人同乗用自転車の幼児用座席に乗車させ、かつ、幼児1人を背負い、ひも等で確実に緊縛している場合


3はアクロバチックですが、前後に子供を乗せて3人目をおんぶすると良いらしいです。

「幼児2人同乗用自転車」というのが何度も出てきますが、普通の自転車に「子供イス」を取り付ければ良いのでしょうか?

強度、制動性能、駐輪時の安定性、フレーム等の剛性、走行中の振動防止、発進時の安定性など専用設計が要求される事になっています。


「幼児2人同乗用自転車」として合格した物には、「BAAマーク」又は「SGマーク」と「幼児2人同乗基準適合車」などと書いたシールが貼られています。

というよりタイヤが低く車体が長く、前後に子供イスが付いていてタイヤが太いので、一目で区別がつきます。

こうした子供乗せ専用自転車は国産で6万円くらいするので、ママチャリの1万円よりも大幅に高い。


電動アシストの子供乗せ自転車は10万円以上ともっと高価で、おいそれと買える値段ではなくなります。

自治体では少子化対策として子供乗せ用自転車に補助金を出したり、自治体で購入して貸し出したりしています。


因みに子供一人なら、普通自転車(ママチャリ)に子供イスを取り付ければ、乗せることができます。


欧州では高速を出すための電動アシスト車が続々と誕生
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引用:http://blog-imgs-72.fc2.com/l/a/t/latestbicyclenews/01_px400.jpg



拡大には脱ママチャリが必要

ママチャリの前後にイスを付けて3人乗りは、今はもう道交法違反ですが、まだけっこう見かけます。

ママチャリに付ける子供イスは前でも後ろでも良いですが、両方同時に乗せてはいけません。(一人をおんぶすれば合法)

子供乗せ専用自転車が6万円、同じく電動アシスト自転車は10万円なので、比較すると電動のほうがお得感が強いです。


こうした需要もあって電動アシスト自転車は増加し、2015年には販売50万台に達する見込みです。

原付バイクの販売数は2014年に24万台なので、もはやダブルスコアが付いてしまいました。

電動自転車の平均新車価格は9万5千円で、原付バイクの実売価格が10万円から15万円なので、売上総額で電動自転車のほうが上回りました。


電動ではない自転車の年間販売数は約300万台前後で、ほとんどがママチャリタイプでした。

自転車の平均価格を1万5千円とすると自転車市場は約450億円前後、電動自転車は225億円前後と半分にまで迫っています。

自転車の平均価格を2万円としても、自転車市場全体の2割以上を電動タイプが占めています。


電動アシスト自転車は最初ヤマハが高齢者用として売り出して、現在はママさん用が売れ筋になっています。

体力が弱い人向けというイメージが定着し、若い男性はあまり乗っていません。

ところが欧州では電動自転車に若い男性が多く乗っていて、しかも高速が出るスポーツタイプです。


特に10代から30代の、体力が余っている世代の男性は乗ろうとせず、独身女性も普通の自転車に乗っている事が多い。

実は電動アシスト自転車は30代の購入が最も多いのだが、大半は子供の居る女性となっています。

若い男性が10万円を払って乗るのはなんと言ってもスポーツ車なので、遅まきながらヤマハなども参入しました。


スポーツ車は価格が20万円以上と高価なので、ヒットすれば大きな利益が見込めるジャンルで、欧州では成功しています。

欧州には自転車に速度制限が無いので、競輪並みの速度が出る電動自転車も販売されていて、価格はとても高い。

日本の電動自転車もそろそろ「ママチャリ」から脱皮する時かも知れません。


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