外国で治療を受ける人は世界で600万人も居るが、日本の受け入れは遅れている。
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引用:http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=3a898f75c7b049787c00d1bb8b9c6708aad569a8.10.2.2.2j1.jpg


政府は「医療ツーリズム」を推進して医療目的の外国人来日を増やそうとしています。

医療滞在する半数は中国人富裕層で、彼らは自国の医療を信用していません。


医療観光で来日する中国人


TPPをきっかけにアメリカの医療制度は良く知られるようになり、注射一本数万円などの実態が暴露されています。

アジアの日本以外の国の医療制度はあまり知られておらず、何となく日本よりは劣っているんじゃないかというイメージです。

中国の医療ともなると、悪い噂ばかりでネットで検索しても碌なことは書いてないので、できれば中国で病気には成りたくない。
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以前から日本には医療目的で来日する外国人がかなり居て、日本の住民票を取得し国保や社保に加入して病気療養をしていました。

国保社保は日本に住み続ける人のための制度で、基本的に健康な人が病気の人の医療費を支払っています。

だがら外国人が治療の為に保険に入り3割料金だけ払って、病気が治ったら帰っていくと、日本側は赤字になってしまいます。


対策として日本政府は短期滞在外国人の皆保険加入を拒否したが、同時に「医療ツーリズム」を提唱して医療滞在ビザを創設しました。

なお現在でも仕事などで、1年以上滞在することを企業などが保障すれば、外国人でも皆保険に加入できます。

医療滞在ビザは2011年に創設し、6ヶ月に一度再入国することで、最大3年間医療目的で滞在できます。


日本国政府の新成長戦略の一環で、経済産業省による2012年の集計では、中国48%、韓国12%、ロシア11%、米国9%、その他は1%以下ずつになっています。

中国からの医療観光が約半数を占めているわけで、整骨・臓器移植・がん治療・心臓病治療・整形外科等の先進医療が人気だそうです。

外国人は保険証を持っていないので、日本人と同じ治療を受けても3倍の費用を請求されますが、それでも中国人には人気です。



外国人の医療費は高い

もっとも日本人も病気や事故以外で、払っている保険料より多くの医療費を遣う人は少なく「保険料の元を取る」人はあまり居ない。

従って一生皆保険料を払い続ける日本人も、保険証を使わず治療を受ける中国人も、トータルではあまり変わりません。

保険証なしでも、同じ治療を受ける費用はアメリカよりは圧倒的に安く、中国よりはかなり高度です。


日本の病院で治療を受ける外国人は2011年に4万6000人、医療を目的にした医療観光は500人に過ぎませんでした。

タイや韓国には美容整形で年間30万人近くの医療観光客を受け入れているので、日本はまだこれからだと言えます。

日本で医療を受けるのは相当な資産を持っている富裕層で、治療内容や料金は一般の日本人より格段に上です。


例えば中国からの医療観光を受け入れている千葉県の総合病院では、1泊2日の人間ドック健康診断が40万円だという。

日本の病院は日本人料金と外国人料金を分けて居て、日本人は「1点10円」だが保険証を持たない外国人は「1点30円」にする病院が多い。

つまり保険が効かず全額負担の上に、日本人の3倍の料金を取られるので、実質日本人の10倍を請求されます。


日本人が風邪薬を貰って1500円払ったとしたら、「1点30円」の病院では同じ薬を貰って外国人は1万5000円払っています。

一方労働ビザで来日し保険証を持っている外国人は、日本人と同じ請求金額になります。

わたしならそこまで高い金を払って日本に来ませんが、そうまでして外国で治療を受けるのは、中国の病院事情が影響しています。



中国の病院は賄賂が必要

中国の病院は患者数に比べて受け入れ能力が不足しているので、常に混雑しています。

その混雑振りは数時間待たされるというのではなく、月曜日に診察を受けるには土曜日から受付に並ばなければなりません。

北京や上海の大学病院では受付までに数日待ちが当たり前で、しかも治療費は日本の保険証なしに匹敵する。


それほど上等ではない病院では、勿論それほど待たずに診察してもらうことは可能です。

中国では治療と薬の販売が分かれていないので、医師が診察しながら患者に薬を売り込みます。

医者が勧める薬は高価で、安い薬はあまり効果が無いといった具合です。


良い病院に入院するには賄賂が必須で、例え緊急に治療を要しても賄賂なしだと半年以上待たされます。

しかし共産党幹部や有力な医師の紹介状があれば、すぐに入院が可能になります。

入院しても医師や看護婦などに賄賂というか手数料を渡さないと放置され、退院するまでずっと賄賂は必要になります。


こんな具合なので中国の富裕層は中国の病院をあまり信用しておらず、外国の病院に高額の治療費を払ってでも入院しようとするのです。

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