村山首相の賠償基金は「日本が罪を認めた」という攻撃材料を与えた
1438742211-1611647623_n
引用:https://pic.pimg.tw/youth18/1438742211-1611647623_n.jpg?v=1438742212


安倍首相は慰安婦に金を払うため基金の設立を韓国に提案しています。

「慰安婦賠償基金」は1995年にも設立され金が支払われたが、金を受け取ると韓国は約束を反故にしていた。


安倍首相が慰安婦で「賠償基金」

突如として日本と韓国の間で慰安婦基金の創設が持ち上がり、合意に到りそうだと報道されています。

この基金は少なくも数ヶ月前から韓国が要求し、安倍首相が約束していました。

さらにこの「慰安婦賠償金」は約20年前にも創設したが、日本は金を取られただけで終わっていた。
スポンサー リンク
安倍首相は12月24日、岸田外相に韓国を訪問し、慰安婦問題で年内の妥結を図るよう指示しました。

これは11月1日にソウルで行われた日韓首脳会談で安倍首相が約束したもので、韓国側は謝罪と賠償を条件にしていた。

韓国は「謝罪、賠償」を要求し、アメリカが賛成し、安倍首相が約束するパターンが定着していた。


当然韓国は岸田外相が謝罪し賠償するものと受け止めていて、日本で報道しているような「決着を図る」考えは無い。

この問題は日本が一歩下がれば韓国は一歩前に出て、さらに要求を過激化してきました。

慰安婦問題は最初は小さな事に過ぎなかったが、日本が予想外に譲歩し謝罪したので、韓国は味をしめた。


際限なく要求を拡大し、外交や経済でも利用してきました。

例えば韓国のスパイが日本の技術を盗んで、サムスンや現代自動車で「そっくり商品」が発売される。

日本が抗議すると、話がいつの間にか慰安婦で日本が謝罪していない、という事にすり替わっています。


慰安婦問題はあらゆる日韓問題で、韓国を有利にする打ち出の小槌なので、韓国が譲歩する事も、放棄することもありません。

安倍首相の譲歩戦術によって、一旦は決着を約束し控えめな態度を取るかも知れません。

だが数年後には「安倍が慰安婦を認めた」と逆手にとって、後の時代の日本人を恐喝するでしょう。



過去にもあった「完全決着と基金」

慰安婦問題を巡って今回と全く同じパターンで韓国が「今後一切この問題を蒸し返さない」と約束して基金を設立した事がありました。

社会党の村山富一首相の時に設立された「女性のためのアジア平和国民基金」で村山首相ははっきりと「賠償金」と言っていました。

村山首相や社会党の言い分では、日本が謝罪と賠償を拒否しているから問題が悪化し、原因は日本にあるという事でした。


村山首相は慰安婦や朝鮮人強制連行、強制労働、植民地支配、中国侵略、南京事件などあらゆる事に謝罪を繰り返しました。

頼まれもしないのにロシアにも謝罪し、欧米各国にも謝罪して回りました。

その結果、「全て日本が悪い」という国際常識ができてしまい、欧米社会で日本悪玉論が主流になりました。


アジア平和基金は1995年7月に「慰安婦への賠償金(償い金)」として設立されました。

慰安婦だけでなく東京大空襲や原爆で被災した朝鮮人への賠償金も含まれるが、なぜ日本が賠償するのかは今もって説明されていない。

本土空襲と原爆投下は国際連合(連合軍)とアメリカが行った戦争犯罪で、日本は被害者、謝罪と賠償をしてもらう立場です。


韓国は連合国側の戦勝国だと自称しているので、韓国は加害者で日本が戦争犯罪の被害者なのです。

戦争の発生原因と戦争犯罪には関係が無く、たとえばイラクが戦争原因を作っても、それでアメリカ軍の戦争犯罪が許されたりはしない。

謝罪し賠償してもらう立場の日本が、逆に謝罪して賠償金を払うという奇妙さに、村山首相と安倍首相は疑問を持たないらしい。


安倍首相は河野談話を否定した事は無く、談話に基づいて基金を設立する
kono_danwa
引用:http://blog-imgs-45-origin.fc2.com/y/u/k/yukokulog/kono_danwa.jpg



1年後に約束を反故にした韓国

アジア平和基金の元を辿ると1993年の河野談話が始まりで、日本政府が慰安婦を強制連行したから賠償するという事でした。

河野談話はその後事実ではないと否定されているが、閣議決定や国会の議決がされた訳ではなく、現在も国際的に有効なままです。

こうした経緯で創設されたアジア平和基金は、政府が財団法人を設立して、民間に金を出させました。


金額は慰安婦1人200万円で、「謝罪の為の賠償金」(償い金)と明記してありました。

償い金には内閣総理大臣からのお詫びの手紙も添えられていて、日本政府による賠償金である事が分かるようになっていました。

基金設立の際、韓国政府は「今後一切日本に慰安婦問題で新たな要求をしない」と約束しました。


ところが韓国政府は翌年には「金額が少ない」と言い出し「日本政府の責任が明記されていない」と言い、「謝罪も賠償もしていない」と言いました。

日本が謝罪や賠償をした後で、「謝罪していない」というパターンは過去50年間で一度の例外も無く、繰り返されました。

安倍首相による今回の「謝罪と賠償」は恐らく半年か1年くらいは何らかの効果があるでしょう、


だが1年後には韓国は「安倍が責任を認めた」事を材料に、「本当の謝罪」「本当の賠償」を要求するでしょう。

安倍首相の歴史的評価は、河野洋平や村山富一と同じという事です。

スポンサー リンク