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引用:http://kininaruuwasa.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c63/kininaruuwasa/dc8.JPG


ネット上で偽の評価をつけて報酬を得る「ヤラセ業者」が蔓延っています。

利用者による公正な評価の筈が、業者が大量の評価をつけて、良い商品だと誤認させます。


フェイスブックとアマゾン

最近FB(フェイスブック)で「いいね」を販売して報酬を得ている企業が存在すると言われています。

この手の商売は以前から、ヤフオク、アマゾン、ツイッターと到るところで存在しています。
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アマゾンは「レビュー」と呼ぶ評価で商品をランク付けしていて、購入者は星の数が多い商品を購入する傾向があります。

すると商品を売る側はレビューで良い評価を増やして、星の数を上げれば良く、レビュー自体が価値を持ちます。

そこで偽レビューを投稿して業者から報酬を貰う人が続出し、このビジネスは活況を呈していました。


2015年10月に米アマゾンは、偽レビュー投稿者1114人を告訴したと発表しました。

報酬は少なくとも1件につき3.25ポンド(約580円)で、業者は実際に空の封筒を発送して偽装していました。

レビュアーは特定されるのを防ぐ為、毎回違うIPアドレスでアカウントを取得したりしていました。


FBは実名登録制でヤラセやサクラに厳しいので、アマゾンのようなやり方では「いいね」を増やせない。

そこで同じようなヤラセ仲間が徒党を組んで、仲間同士でヤラセを繰り返して増殖します。

新規紹介者が仲間に加わると、全員で「いいね」をする代わりに、彼も全員に「いいね」を付けていく。


言ってみれば「いいね」のネズミ講であり、あっという間に友達が1000人を超えるという。

フェイスブックを企業やビジネスの宣伝に利用したい人にとって、友達数千人は非常に魅力的です。



食べログ、グルナビ


グルメ系紹介サイトの食べログ、グルナビではヤラセ評価が大問題になった事がありました。

2012年1月に消費者庁は「食べログ」で、やらせ業者が口コミ投稿を有料で請け負っていたと指摘しました。

運営会社のカカクコムはやらせ業者39社を特定したと発表しました。


食べログの月間利用者は約3200万人に達し、消費者の店選びに影響を与えていると言われています。

消費者庁は2012年5月9日、代行業者に口コミを書き込ませるのは景品表示法上違反とするガイドラインを発表しました。

飲食店などが代行業者に頼んで口コミサイトに投稿するのは、景表法違反の「優良誤認」にあたるとしました。


この時は既に投稿されていたヤラセ行為への処分は見送られたが、「食べログ」への信頼は著しく低下しました。

同じ問題は「ぐるなび」にもあり、運営は店に不都合な投稿を掲載拒否すると、投稿した人達は訴えています。

「ぐるなび」は店舗の宣伝をして広告料を受け取るビジネスモデルなので、店に有益な投稿は掲載します。


一方で「不味かった」「店員の態度が悪かった」などの内容は誹謗中傷に当たるとして、掲載を拒否しているそうです。

なるほどこれは「ヤラセレビュー」では無いし、消費者庁の言う有料誤認でもなく、合法かもしれない。

だが否定的な投稿を掲載しないなら、あまり店選びの参考にはならないかも知れません。



後を絶たないヤラセ

やらせ評価は楽天市場やアップルストアなどでも問題になっています。

楽天トラベル、じゃらんnet、カカクコム、アマゾンなど多くの紹介サイトにはユーザー評価が存在する。

すると金を払ってでも評価を買いたい需要が発生し、ヤラセ評価で金を稼ぎたい人も現れるでしょう。

ツイッターのようなSNSで宣伝をする手法もネット上で広く知られるようになり、やはりRTが売買されています。


2ちゃんねるなどの匿名掲示板も例外ではなく、企業の宣伝をする他、炎上を沈静化する書き込みも請け負っている。

宣伝はスレッドを立てたり、商品についての書き込みを行って、いわゆるステマ行為を行います。

炎上の沈静化は企業のスキャンダルなどが掲示板で叩かれた際に行われています。


どうするかと言うと、企業や商品を叩いている人と口論をし、自分に相手の憎悪が向くように仕向けるそうです。

最初は企業を非難していた人たちは、もっと憎い敵が現れると、企業叩きを止めて新たな敵と戦い始めます。

こうしてネット上のヤラセ行為は止まる事無くエスカレートしています。


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