テポドンに核弾頭を搭載する日は確実に近づいている
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引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-83-e4/johnkim10053/folder/640530/09/46059209/img_2?1389722332


北朝鮮東北部で地下核実験が行われ、日本でも気象庁が地震波を観測しました。

国連安保理が緊急会合を開くなど大騒ぎしているが、とても本気で辞めさせる気があるとは思えない。


北朝鮮が突然の地下核実験

1月6日午前10時30分頃、気象庁は北朝鮮北東部の北緯41.6度、東経129.2度SWマグニチュード5.1の地震を観測しました。

地震波形などから過去3回の核実験の時と似ており、気象庁は自然に発生した地震ではないと説明しました。

地震を観測してから気象庁が発表するまで1時間かかり、午前11時30分ごろに記者会見が開かれました。
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北朝鮮との国境に近い中国吉林省では、住民らが数秒間の揺れを感じたと話しています。

北朝鮮の核実験は4回目で金正恩体制では2回目で、北のメディアは完全かつ完璧と自画自賛しました。

政府声明は「米国の北朝鮮政策が変更されない限り、核開発は継続する」とも宣言しました。


北朝鮮の金正恩書記は1月8日が誕生日なので、この日に合わせた可能性が高い。

北朝鮮はアメリカとの直接対話で譲歩を引き出し、援助や保証を約束させたいと考えています。

過去のアメリカは北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射をすると、資金援助などを約束していました。


安倍首相は国家安全保障会議(NSC)を招集し、断固たる対応を指示したが、何を指しているのかは分からない。

安保理の緊急会合を開くよう米国に要請し、新たな安保理決議を働きかけると思われます。

菅官房長官は記者会見で、安倍首相の指示で解除していた、日本独自の制裁措置を、再び発動させる可能性を示唆しました。


国連安保理の制裁については、北朝鮮船舶の貨物検査、海外資産凍結、入国禁止などがあります。



進化する北朝鮮の弾道ミサイル

北朝鮮は最近10年ほどで人口が急激に減少し、飢餓で数十万人がなくなったと言われています。

西側諸国との関係が冷え込んでいる上、かつては同士だったロシアからの支援が途絶えています。

さらに韓国との共同事業や中国からの支援もうまく行っておらず、困窮の度合いを深めています。


北朝鮮にとって唯一の高額な輸出品は弾道ミサイルで、湾岸戦争でイラク軍などが使っていました。

元々は旧ソ連が朝鮮戦争で韓国に勝つために援助したもので、独自の発展を遂げて大型化しています。

北朝鮮は大型弾道ミサイル「テポドン」と「テポドン2号」および改良型を定期的に打ち上げてきました。


2013年には3度目の核実験を行い、テポドンに核の搭載を目指しているのを、はっきりと示した。

小型のノドンはトラックで移動でき、有効射程1000kmとされ、500キロ程度の爆弾を搭載して東京に打ち込める。

テポドン2は全長30mで1tの爆弾または核弾頭を搭載でき、射程は6000kmとされています。


さらに銀河2号は全長30mでテポドン2の改良型、2009年4月に発射実験が行われ成功したようです。

銀河3号は全長30mで2012年に人工衛星を打ち上げたが失敗しています。

メインエンジンはテポドン2号と同じく推力27トン級のノドンのエンジン4基をクラスター化している。


そして最新型テポドンは、米本土に到達する射程距離を有していると言われています。



北の脅威を失いたくない周辺国

不思議なのは北朝鮮の核を最も重要視しているアメリカが、今まで何もせず放置してきた事です。

アメリカは日米韓、北朝鮮中国ロシアの力関係を見極めたうえで「バランスを取る」政策を取っていました。

バランスと言うと聞こえは良いのだが、日本と韓国を脅す為、あえて北朝鮮の軍事力を育成してきました。


北朝鮮が脅威になればなるほど、日本と韓国はアメリカ軍に頼り、アメリカは両国の支配的立場に立てます。

逆に北の軍事力を弱くしてしまうと、日本と韓国は益々増長して「対等な関係」などと言い出すでしょう。

北朝鮮がアメリカを攻撃する訳が無いので、むしろ渡りに船とすら思って育てたのです。


米朝直接協議の推移を見ると、北が核開発をしたり弾道ミサイルを飛ばすたびに、アメリカは技術援助と資金援助をしています。

アメリカは北朝鮮の為に、無料で原発を作るとまで約束したが、その後この約束は破棄されました。

アメリカは北朝鮮に好意的な態度を取り続け、お金を与え続けたが、その目的は日本を脅してアメリカに頼るよう仕向ける事でした。


2001年にブッシュ大統領が就任すると、彼はイラク等と共に北朝鮮を「悪の枢軸」と呼び合意を破棄しました。

すると北朝鮮は独自の核開発と弾道ミサイル開発に突っ走り、核弾頭搭載ミサイルの完成に着々と近づいています。

中国は微妙な立場であり、北朝鮮が「アメリカに汚染」されると国境線までアメリカ軍が迫るのを意味している。


従ってどんなに気に食わなくても中国は北朝鮮を支援せざるをえないし、北朝鮮もそれを見越して強気の姿勢を取っている。

ロシアは北を支持しては居ないが、やはり北がアメリカ化すれば国境線まで敵が迫ってくるので、支えざるを得ない。

韓国にとっても北朝鮮は必要な国で、北の脅威があるから日米が韓国を支援しているのを知っています。


もし北朝鮮が平和な国になったら、韓国などただの通過点に過ぎなくなります。

日本も同様で、北が無害に成ったらアメリカはより一層、日本の役割りを軽視するのでは、などと考えています。

こうして周辺国全てが北朝鮮を甘やかしたあげく、どんどん付け上がらせているのでした。


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