マンションを選べるような地方都市と、本当の田舎では難易度が違う
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引用:http://hash.city.fukuoka.lg.jp/files/blog/news/blog_posts/2016/02/00000109_eye_catch.jpg



田舎に移住の実態とは

コロナ騒動もあってアンケートによると東京都民の半数は地方移住に関心があるそうです。

政府は地方創生を掲げ、地方は活性化の為に都会からの移住者を募集しています。

一見魅力的だが移住する前に就職先を決めておかないと、間違いなく路頭に迷うでしょう。

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都会から地方に移住するIターンやUターンが人気ですが、実態はどうなっているのでしょうか。

特に都会と田舎の収入の差は気になるが、職業は人によって違うので、中々分かりにくい。

男女でも違うし、IT系と営業、建設、正規と非正規など条件は皆違う。


ある人にとっては移住して収入が上がった、またはあまり下がらなかったとしても、別な人は失業するかも知れない。

数年前のUターン調査によると、20歳から39歳の正社員への調査で、収入が増加した人は28.0%でした。

51.6%は収入が減少し、年齢が上がるほど収入の減少幅は大きくなった。


つまり今まで都会で築き上げたものを捨てて田舎に行くので、地位や収入が高い人ほど、移住で収入が減少します。

さらに高齢者ほど求人が少ないので、希望の職に就ける可能性はあまりなく、管理職が移住で平社員や営業になる事もある。

田舎は都会に比べて会社が少ないので、求人を探しても魅力ある条件は少なく、良い職は最初から住んでいる人達が占めています。


データでは東京と田舎では生涯の貯蓄額は変わらないとあるが、それも正社員として長い間同じ会社に勤めた場合の話です。

都会から移住してきた人の為に、田舎の人が「良いシート」を譲ってくれる事はありません。

都会で良い職業に就いている人ほど、田舎で同じ職種や同じようなポジションをキープするのは困難になります。



職業は移住前に決めなければならない

逆に言えばネット上で完結する仕事など、都会でやる利点が見当たらない職業は、田舎に行っても同じペースで仕事ができます。

田舎に移住しようと思った人が、最初にぶつかる壁が、家賃や住居費が意外に高く、しかも物件を選べない事だと思います。

職業の時と同じで、田舎では物件が少なく、小奇麗なマンションなどはまずありません。


壁の向こう側の会話が聞こえるようなアパートが普通で、家賃もそれほど安く無い筈です。

いくらでも選び放題の大都会の物件と比べると、多少は広いはずですが、ショックを受けるでしょう。

しかも売り手市場なので不動産屋や威張っていたり、大家が横柄だったりするのが標準仕様です。


都会で車を持てない人も、田舎では駐車場付きが普通なので、限られた収入でも自動車を持つ事ができます。

逆に田舎では自動車がないと、通勤や買い物ができないので必需品になります。

田舎で農業をやろうとする人が居るが、未経験なら成功する可能性は高くありません。


農業は学歴が必要ないが、代わりに長い経験と専門知識が必要とされ、年取ってから始めるには向いていません。

田舎に移住する前に仕事を決めておくべきで、先ほど書いたように、良い仕事はその土地で生まれた人が、先にシートに座っています。

田舎の就職はイス取りゲームそのもので、隣の息子がその職業に就けば、自分の息子は不採用になります。


農村部で希望の生活をするのは難しい
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引用:http://wallpaper.free-photograph.net/mid/yun_4529.jpg



田舎すぎる場所は移住に向かない


良く言われる「田舎の人間関係」については、マンションが立っている程度の田舎なら、隣の人と話す必要もないでしょう。

人の出入りが少ない農村部に外から来た人が溶け込むのは難しく、ここでも先に住んでいる人が、良い席に座っています。

新参者は気を使うだろうし、付き合いを断れば敵対的な関係になるかも知れません。


移住者を求めているような農村部ほど入っていくのが難しく、人が多い地方の都市部はあまり気にしなくていい。

農村部の人は「自分の地位やポジションを奪われる」事に非常に敏感で、都会の人が偉そうにすると必ず反発します。

田舎の人が性格が悪いとかではなく、少ない資産を少ない人数で分け合っている(奪い合っている)からだと思われます。


田舎では隣の人が何かを得れば、自分はその何かを失ったのがはっきり分かってしまいます。

何かとは職業であったり権利だったり、尊敬とか交友関係かも知れません。

こういう訳で人口の少ない農村ほど、入っていくのが難しい。


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