アメリカ各地で高速鉄道計画があり、日独仏と中国が受注を狙っている
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引用:http://f.st-hatena.com/images/fotolife/a/asaokitan/20100129/20100129093100.jpg


ロサンゼルスとサンフランシスコを結ぶ高速鉄道は、1年以内に入札を行うと発表されました。

最初から計画に参加し先行する日本と、最後に顔を出して横取りを狙う中国が、ここでも競争を繰り広げます。


カリフォルニア高速鉄道の入札

日本の新幹線は今度はアメリカで、テキサスとカリフォルニアで実現を目指しています。

カリフォルニア州はサンフランシスコとロサンゼルス郊外を結ぶ高速鉄道を、1年以内に決定する予定です。

SF・LA高速鉄道は距離840キロで、西海岸最大の2つの都市を3時間以内で結びます。
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車両調達だけで最大41億9200万ドル(約4400億円)を予定し、1年以内に入札を行います。

路線は2025年に一部が開業し、2029年に全線開通を目指しています。

日本からは川崎重工業を名乗りを挙げ、ドイツのシーメンス、中国の中国中車も参加するとみられます。


日本は川崎重工やJR東日本ら7社の企業連合で、車両と運行システムの両方で受注を目指している。

カリフォルニア高速鉄道は2015年1月に着工していて、州知事が出席し式典を行いました。

だがこの時はまだ実現するかどうか不透明で、路線ルートすら決まっていませんでした。


総工費が当初予定の680億ドル(7兆円)を上回るのは確実で、特に山脈でのトンネル工事が難関になります。

こうした高速鉄道計画は、平均して当初の1.5倍近くに膨らんでいる、と懐疑派は指摘しています。

さらにボストンの鉄道ではトンネル工事が難航して、予算が3倍に超過した例もあったという。



アメリカ各地で受注競争

だがこの手の計画は一度始まってしまえば、雇用問題などもあって、予算が何倍に超過しても、最後まで行われます。

カリフォルニア高速鉄道も入札業者が決まり、工事が始まってしまえば後は完成を目指すでしょう。

アメリカには多くの高速鉄道計画が存在しますが、もう一つ実現が確実なのが「テキサス高速鉄道」です。


ダラスとヒューストンの約400キロを結ぶ高速鉄道は、2021年の営業開始を目指しています。

JR東海は現地法人を立ち上げて技術者を派遣するほか、運営事業者への資本参加も計画しています。

アメリカは日本と違い連邦政府は鉄道に金を出さず、民間事業者が勝手に建設するというスタイルを取っています。


重要なのは資金確保で、事業に参加する投資家や事業者を募って、計画を実現させます。

建設工事には約100億ドルが必要で、カリフォルニアの6分の1だが、州は資金を出さないので全て民間から調達しなければならない。

テキサス高速鉄道には最初からJRが関わっていて、実現すれば受注は確実とされています。


テキサスの次は最大の大物、ワシントンとニューヨークを結ぶ高速鉄道で、JR東海がリニアモーターで受注を目指しています。

中国は日本が長年進めていた共同計画を、最後に出て来てさらっていく戦略を取っています。

インドネシアではまんまと成功したが、日本は逆に中国に決まっていたタイの高速鉄道を獲得しました。


インドの新幹線も日本の受注が確実で、アメリカでも日中と独仏が激戦を展開するでしょう。

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