熊は時速35キロとオリンピック選手並みに速いので逃げる事はできない
20141011-00000007-wordleaf-07bc05edcb88cf6b5b3519e2d7f8cd807
引用:https://wordleaf.c.yimg.jp/wordleaf/thepage/images/20141011-00000007-wordleaf/20141011-00000007-wordleaf-07bc05edcb88cf6b5b3519e2d7f8cd807.jpg


2016年の春頃から全国のクマが凶暴化し、既に何人もの犠牲者がでています。

クマに襲われる被害は今までも多かったが、今まではクマの方が逃げてく事が多かった。


激増する熊の生息数

今年に入って熊が襲われたのは東北から関東、関西までの地域で、この地域にはツキノワグマが生息しています。

ツキノワグマの生息数は4千頭とも2万頭とも言われていて、良く分かっていません。

熊は単独行動で隠れて暮らし、しも縄張りを移動するので個体識別が困難だからです。

スポンサー リンク

鹿や猿のように集団行動する生き物は、群れの個体数を数えて群れの数を掛ければ全体数が計算で推測できる。

単独生活でもそれぞれが縄張りを守っていれば、広さを縄張り面積で割ると個体数が出せる。

だが熊は縄張りが個体同士で重複している上に移動しているので、こうした計算上の数値を出せません。


以前は3千頭程度と言われていたが、目撃情報が増えた事から1万頭は居るのではと言われ、今では2万頭以上と言われています。

1980年代からの30年間で個体数が大幅に増えたのは間違いないようで、鹿の増加とも一致しています。

鹿は1990年に29万頭だったが、2013年の調査では260万頭に増えていて、10年後には500万頭を超えると予想されています。


鹿の生息地域と熊の生息地域は重なっているので、鹿が10倍になったなら、熊も数倍に増えて不思議はありません。

鹿や熊が増えた原因は、輸入木材の自由化で国内林業が壊滅し、森林が放置されたからでした。

放置された森林は樹木が生い茂り、野生動物の食べ物が増え、生活環境が良くなりました。



凶暴化の原因は親の教育?


加えて日本の都市化と過疎化、少子高齢化が同時に進み、山村がなくなっていきました。

山間の人口は減り住んでいる人間は高齢者ばかりになったので、鹿でさえ堂々と村に現れてエサを食べています。

猟を生業にしていたハンターも減少し、もはや鹿・猿・熊のような山の動物は怖いものなしになりました。


小鹿や小熊は母親から「人間は怖い生き物だ」と教わることなく大人になり、人間の活動範囲に登場するようになった。

熊が増えるペースは前年の秋にエサの木の実が豊富だったかが大きな要素で、木の実は夏の日照や降水量で量が決まります。

2015年の秋は各地でツキノワグマのエサになる木の実が豊作で、冬を越して多くの小熊が生まれました。


小熊を連れた母熊は凶暴な事で知られ、人を襲った何割かはこうした母熊だったと見られます。

秋田県では凶暴化した熊が次々に人を襲い、同じ熊によって4人が犠牲になったようです。

専門家らは人を恐れる事を知らずに育った熊が、「人間は食べ物」と学習してしまったのではないかと話している。


猟友会が襲った熊を退治したところ、大型のメスのツキノワグマで、子供は連れていませんでした。

熊からみて木の実がもっとも得易い食料で、木の実が得られないと仕方なく生き物を襲います。

逃げ回る動物より、木の実を食べる方が楽なので、通常はベジタリアンな生活をしています。


森には鹿が居る筈ですが、健康な鹿は熊より素早く逃げるので、捕まえて食べるのは困難です。

そこへいくと人間の高齢者は動きが遅く、簡単に食べれる食料に見えたのかも知れません。

熊は気づかずに人と接近し出会うと、驚いて襲い掛かる習性があり、引っかいたりパンチを浴びせて去っていく。


秋になって木の実が成れば人を襲わなくなるように思えるが、もう数ヶ月は暴れまわるでしょう。

スポンサー リンク