スマートハウスは面倒くさいうえに、これらが次々に故障したら、ゴーストハウスになる。
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引用:http://www.e-kyosho.co.jp/business/business02/images/detail/item07.jpg


外国に身売りした某家電メーカーが「しゃべる掃除機」を発売したときは、売れないんじゃないかと思いました。

スマートハウスとか住宅のIT化は、どうも皆ズレている気がします。


スマートハウスという押し付け

今ではすっかり忘れられたが、スマートハウス、スマートホームという言葉が1年ほど前マスコミに持てはやされていました。

住宅のIT化が来ると騒ぎ、各社はスマートハウスの研究に巨費を投じ、新たな住宅プランを発表しました。

当時の宣伝を見ると「スマホからエアコンを操作できる」とか首を傾げるようなのが多かった。

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「喋る掃除機」「モニター付き冷蔵庫」「太陽光発電、給湯システム」などをネットで管理する。

突っ込みどころ満載のこれら住宅設備は、一部カタログに残っているが、消費者から相手にされなかった。

喋る掃除機やIT冷蔵庫があっても良いが、それらは別々に購入した方が良い。


太陽光住宅は国の買い取り価格が下がる事で、ほとんど「詐欺住宅」に成り果てました。

住宅メーカーやサービス会社の宣伝では、買取価格が保証される事で、住宅費用の大半を電力会社が払う事になっていました。

単純に考えて、日本中の住宅が全部スマート住宅になり、その費用を電力会社が負担したら、電気料金が何倍も上がるでしょう。


エコ住宅も同じで、屋根の上の小さなソーラー発電で、年間何十万円も儲かる筈がありませんでした。

詐欺紛いの「スマートハウス」は淘汰され消えうせるでしょうが、もっと現実的な住宅のIT化は地味に進められています。

その前にスマートハウスの本来の意味と必要性をもう一度はっきりさせたいと思います。


スマホで洗濯機を操作できるが、洗濯機を乗っ取られる可能性もある
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引用:http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20120821/1042565/12_px240.jpg



自分の意思を持つ「やっかいな家」

冷蔵庫や洗濯機が喋りだす事だと考えている日本の電機メーカーがありますが、ユーザーに何の利点も無く、うるさいだけです。

冷暖房費や電気代が節約できたり、快適さが増す事が、多くの人が期待した点だと思います。

あるスマートハウスは「1階トイレの照明を消し忘れています。」と人間に話しかけるのだと言う。


だが、むかついて家を蹴っ飛ばす人を増やすだけではないだろうか。

風向きや気温を感知して、窓を開ける機能もあるが、その為にかなりお金を払わねばならない。

しかも単なる窓や照明は、センターや機器を取り付けることで故障するようになり、維持費が掛かるようになる。


しかもこの手の余計なお世話装置は5年か10年で次々に故障するのは、自分の家を見渡せば分かる。

「人が居なければ勝手に消える電球」「暑いと半開きになる窓」のほうがマシに思えます。

IT企業は「あらゆるものにインターネットが接続される」と主張し、人間の脳味噌をネットに繋げる研究もしています。


防犯カメラや電力モニターをITで管理するシステムもあるが、それぞれが別売りでも誰も困らない。

スマートホームが500万円割高になるより、それぞれの物を別々に購入した方が良い。

防犯装置は怪しい人間が来たら録画してブーブー鳴れば良いので、自分の意思は持たなくていい。


アメリカでも日本でも、消費者は今後スマート家電を購入する予定はなく、ましてスマートホームは検討しないという調査が出ています。

自分の意思を持ったテレビや冷蔵庫が勝手にしゃべりだすよりは、昔の電気製品の方が静かで良い。

用を足すと病気を診断して病院を紹介するITトイレとかも、大きなお世話という気がする。


玄関の「ピンポン」が鳴るとスマホに転送されて外出先で対応できるインターホン等、もう止めてくれと言いたくなる。

だがこうした下らない物ほど政府は熱心で、環境省とかが後押ししている。

誰も必要としていない事に、役人や大企業はどうして気づかないのだろうか。

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