中国はイギリスを属国にし、イギリスは支配される事で経済的利益を得ようとしていた。

引用:https://si.wsj.net/public/resources/images/BN-KU819_1019_4_P_20151019045511.jpg
イギリスのEU離脱を巡って、中国に打撃なのか利益をもたらすのかが、真っ二つに割れています。
中国支持者は「これでイギリスは中国の属国になる」と言い、批判派は中国に打撃だと言っています。
全ては中国が仕組んでいた?
イギリスのEU離脱と中国の関係が、世界的に大きな注目を集めています。
中国寄りの見方をする人たちは、孤立したイギリスが中国に接近し、中国に有利になると言っています。
中国に批判的な見方では、中国がイギリスを通じてEUに接近していた努力が無駄になり、大きな打撃だと言っています。
中国支持者の代表的な意見は、孤立したイギリスが中国に助けを求めて、中国の要求を呑まざるを得ないというものです。
全て中国は計算づくで、先を見越してイギリスに投資していたという意見すらある。
2015年は習近平主席がイギリスを訪問し、習はエリザベス女王を「中国の家来」のように扱って見せた。
逆にキャメロン首相が中国を訪問した時には、キャメロンがチベット問題でイギリスの対応を謝罪していた。
中国はイギリスに10兆円投資などを表明し、イギリスは中国の新シルクロードやAIIBに入り、「イギリスは中国の子分」と世界の誰もが思っている。
そんなイギリスがEU離脱後に助けを求めるのは中国で、中国はさらにイギリス支配を強めるという見方です。
中国はドイツにも手を出し、VWは全世界の売上の3割を中国が占め、不正発覚後はさらに中国依存を強めています。
実際VWは中国で販売できなくなれば倒産か身売りせざるを得なくなるでしょう。
メルケル首相は就任以来9回も中国を訪問し、キャメロンと同じように「中国の子分」として扱われている。
中国にとってイギリスの利用価値
これらは主に中国を支持するような左翼が言っている事で「そもそもEU離脱は中国が仕組んだ」とすら主張している。
極論は放っておいて、現実の中国はイギリスのEU離脱を露骨に非難し、混乱しているように見えます。
こうした「中国万歳論」とは逆に、イギリスのEU離脱は中国に打撃を与えるという見方も存在している。
中国のイギリス投資は見た目は景気が良いが、大半は赤字だと見られている。(もし儲かるならイギリス人は自分でやっている)
中国がイギリスにお金を使ったのは利用価値があったからで、その一部分はEUの主要国だったからだった。
イギリスは19世紀の超大国で、全盛期は世界の何割かがイギリスの領土だった。
現在も世界の公用語は「英語」だし、世界の始まりはイギリス時間、地球の大きさはイギリス人が決めたメートル法で表されている。
「イギリスを服従させ、属国にした」事は中国人にとっては、自分が超大国に相応しい国とアピールできると考えている。
イギリスはアメリカの同盟国でありNATO主要国で核保有国、国連常任理事国で、EU主要国でもある。
イギリスを従える事は国連の中国票が一票増える事になり、もしロシアも加わるなら常任理事国の3票を得る。
対してアメリカは米仏の2票だけになり、この1票差は決定的な意味を持ちます。
これまで70年間、アメリカは「米英仏」の3票で「中ソ」の2票を退け、事実上国連で唯一の決定権を握ってきました。
離脱は中国に打撃なのか
それがアメリカ2票、中国3票になれば今までと逆転した世界が出現します。
イギリスはNATOのナンバー2でもあり、EUの3番目の主要国でもあり、中国がNATOとEUに影響力を持てる事になります。
これらが中国がイギリスに巨額投資してきた理由であり、EUから離脱しても利用価値はなくならない。
だがEUから離脱すると中国にとってイギリスの利用価値が低下するのは間違いないでしょう。
左翼評論家はイギリスが中国に泣き付くと予想しているが、本当にそうなるかは分からない。
キャメロンの頭に「まともな脳味噌」が入っているなら、中国ではなくアメリカとの関係を改善するでしょう。
中国が欧州を経済支配する為の拠点として、イギリスはその役割りを果たさなくなるなるでしょう。
中国はイギリスのEU離脱が「世界に悪影響を与える」と批判したが、中国人が世界の事を考える事は無く、自分の事しか考えません。
もしかしたらイギリス人は、すんでのところで中国による属国支配を免れたのかも知れません。

引用:https://si.wsj.net/public/resources/images/BN-KU819_1019_4_P_20151019045511.jpg
イギリスのEU離脱を巡って、中国に打撃なのか利益をもたらすのかが、真っ二つに割れています。
中国支持者は「これでイギリスは中国の属国になる」と言い、批判派は中国に打撃だと言っています。
全ては中国が仕組んでいた?
イギリスのEU離脱と中国の関係が、世界的に大きな注目を集めています。
中国寄りの見方をする人たちは、孤立したイギリスが中国に接近し、中国に有利になると言っています。
中国に批判的な見方では、中国がイギリスを通じてEUに接近していた努力が無駄になり、大きな打撃だと言っています。
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中国支持者の代表的な意見は、孤立したイギリスが中国に助けを求めて、中国の要求を呑まざるを得ないというものです。
全て中国は計算づくで、先を見越してイギリスに投資していたという意見すらある。
2015年は習近平主席がイギリスを訪問し、習はエリザベス女王を「中国の家来」のように扱って見せた。
逆にキャメロン首相が中国を訪問した時には、キャメロンがチベット問題でイギリスの対応を謝罪していた。
中国はイギリスに10兆円投資などを表明し、イギリスは中国の新シルクロードやAIIBに入り、「イギリスは中国の子分」と世界の誰もが思っている。
そんなイギリスがEU離脱後に助けを求めるのは中国で、中国はさらにイギリス支配を強めるという見方です。
中国はドイツにも手を出し、VWは全世界の売上の3割を中国が占め、不正発覚後はさらに中国依存を強めています。
実際VWは中国で販売できなくなれば倒産か身売りせざるを得なくなるでしょう。
メルケル首相は就任以来9回も中国を訪問し、キャメロンと同じように「中国の子分」として扱われている。
中国にとってイギリスの利用価値
これらは主に中国を支持するような左翼が言っている事で「そもそもEU離脱は中国が仕組んだ」とすら主張している。
極論は放っておいて、現実の中国はイギリスのEU離脱を露骨に非難し、混乱しているように見えます。
こうした「中国万歳論」とは逆に、イギリスのEU離脱は中国に打撃を与えるという見方も存在している。
中国のイギリス投資は見た目は景気が良いが、大半は赤字だと見られている。(もし儲かるならイギリス人は自分でやっている)
中国がイギリスにお金を使ったのは利用価値があったからで、その一部分はEUの主要国だったからだった。
イギリスは19世紀の超大国で、全盛期は世界の何割かがイギリスの領土だった。
現在も世界の公用語は「英語」だし、世界の始まりはイギリス時間、地球の大きさはイギリス人が決めたメートル法で表されている。
「イギリスを服従させ、属国にした」事は中国人にとっては、自分が超大国に相応しい国とアピールできると考えている。
イギリスはアメリカの同盟国でありNATO主要国で核保有国、国連常任理事国で、EU主要国でもある。
イギリスを従える事は国連の中国票が一票増える事になり、もしロシアも加わるなら常任理事国の3票を得る。
対してアメリカは米仏の2票だけになり、この1票差は決定的な意味を持ちます。
これまで70年間、アメリカは「米英仏」の3票で「中ソ」の2票を退け、事実上国連で唯一の決定権を握ってきました。
離脱は中国に打撃なのか
それがアメリカ2票、中国3票になれば今までと逆転した世界が出現します。
イギリスはNATOのナンバー2でもあり、EUの3番目の主要国でもあり、中国がNATOとEUに影響力を持てる事になります。
これらが中国がイギリスに巨額投資してきた理由であり、EUから離脱しても利用価値はなくならない。
だがEUから離脱すると中国にとってイギリスの利用価値が低下するのは間違いないでしょう。
左翼評論家はイギリスが中国に泣き付くと予想しているが、本当にそうなるかは分からない。
キャメロンの頭に「まともな脳味噌」が入っているなら、中国ではなくアメリカとの関係を改善するでしょう。
中国が欧州を経済支配する為の拠点として、イギリスはその役割りを果たさなくなるなるでしょう。
中国はイギリスのEU離脱が「世界に悪影響を与える」と批判したが、中国人が世界の事を考える事は無く、自分の事しか考えません。
もしかしたらイギリス人は、すんでのところで中国による属国支配を免れたのかも知れません。
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