安倍首相はサミットを利用し「日本は財政出動が必要」と言わせたかったが、メルケルが反対した。
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引用:http://jp.sputniknews.com/images/220/55/2205518.jpg


安部政権は緊縮財政から積極財政への転換を希望しているが、景気と財政をもっと悪化させたい財務省が妨害しています。

そこに降って沸いたのがイギリスのEU離脱で、「大恐慌が起きるぞ!」と騒いで10兆円を支出しようとしています。


日本に取りついた貧乏神


イギリスのEU離脱で経済に悪影響が懸念されるとして、日本政府は10兆円の経済対策を実施する方針です。

財政積極派がEU離脱で漁夫の利を得て「ボーナス」10兆円を手にしたとも言えます。

1年前の今頃、財務省と麻生財務大臣は「1円たりとも補正予算は認めない」として緊縮予算を主張していました。

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その結果日本は2年連続でゼロまたはマイナス成長、実質賃金は鳩山・菅時代より大きく下がりました。

日本の景気と財政が悪化するほど強大な権力を手にする財務官僚は、旧日本陸軍のように独裁的な権力を築いていました。

財務省が日本支配を続ける為には、日本の景気は悪化し続ける必要があり、財政も悪化しなければいけません。


もし景気が好転したりしたら、財政不安がなくなり、財務省の存在意義は低下するでしょう。

財務省の役割りは本来、支出を抑制する事だけで、他の権限は与えられていません。

ところが1990年ごろ、バブル崩壊後の景気悪化と財政悪化を契機に権力を掌握し、現在に至っています。


バブル崩壊前は田中角栄や中曽根康弘に象徴される「ばら撒き政治」で大蔵省(財務省)の権限は小さなものでした。

財政が黒字だったり、借金が小さければ「支出を抑制する役所」である財務省には仕事がないのです。

その「日本の貧乏神」財務省の権勢が少し揺らいできたのは2015年の終わりごろでした。


「財源がないから熊本は復興しない」これがクリーンな人の発想
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引用:http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBsgsGL.img?h=495&w=728&m=6&q=60&o=f&l=f&x=477&y=141



補正予算10兆円が欲しい安部首相


1円たりとも絶対に補正予算を組まないと言っていた麻生財務大臣だが、GDPの2年連続(ほぼ)マイナスを受けて1月には3兆円の補正予算が成立しました。

日本のGDPギャップは8兆円くらいとされているので、要するに政府が8兆円無駄遣いしないと今年もマイナス成長になる、という数字がGDPギャップです。

「無駄をなくそう」という政治家が選挙の度に大人気になるが、とんでもない事で、無駄をなくしたら日本のGDPはゼロになります。


自動車を使わず自転車や徒歩で移動し、粗食を食べ外食はせず、エネルギーを使わないと言いますが、それは江戸時代です。

水洗トイレすら汲み取り式で済むのだから無駄であり、近代社会は全て無駄でできています。

無駄をなくそうという議員が増えたらマイナス成長になるのは当たり前で、有権者は自分の首を絞めています。


例えば枡添都知事は無駄遣いで有名ですが、経済だけを見ると、無駄なお金を使った事で日本経済に貢献しました。

これが家計と経済の違いで、政治家が正しい行いをすると、かえって経済が悪化します。

賄賂すら経済の一部だし、何らかの目的で消費されれば誰かが潤うでしょう。


クリーンな政治というのが日本に取りついたもう一匹の貧乏神で、クリーン政治家は例外なく経済を悪化させます。

安倍首相は熊本地震を利用して(?)復興費名目でお金を使おうとしたが、財務省はなかなか財布の紐を緩めませんでした。

麻生財務大臣は「財源がないから熊本は復興しない」というクリーンさを主張、因みに麻生政権ではリーマンショックでGDPマイナス10%以下の日本最悪記録を樹立しました。


そこに降って沸いたのがイギリスのEU離脱騒動で、棚からボタモチとばかり「経済危機が起きるぞ!」と大騒ぎしています。

経済危機が起きなくても、本音は10兆円補正予算でGDPギャップを解消し、「3年連続マイナス成長」を防止したいのでしょう。

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