ネットワークビジネスは無尽講なので上の人が全てを奪い、下の人は無償労働するだけ
mlmsosiki
引用:http://www.mlm-kigyou.com/swfu/d/mlmsosiki.jpg


マルチ商法はなくなった?

昔マルチ商法の全盛期があって、布団とかどうでも良いものを若者達が売っていました。

仕組みをざっと説明すると、一人が2人に10万円の布団を売って、会員から数パーセントの手数料を得る。

以降人数が増えて行き、倍々で会員が増えていき、布団を買った人はまた2人に布団を売る。

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最初の一人をピラミッドの頂点とする階級構造で、布団が売れるたびに上の人は報酬を得る。

従って階層が下の人ほど、自分でふとんを売ったにも関わらず、ほとんどお金を得ることはできなくなる。

商品の布団はどうでも良く、ビジネスの体裁を装うためで、実際に布団を渡したりはしない。


階層が上の人、自分で多く販売・勧誘した人が多くの報酬を得るが、要するに詐欺師と幹部数人が利益をかっさらう。

マルチ会員の会員が毎月一人ずつ他の会員を勧誘していくと、3年で日本の人口を上回ります。

という事はマルチ商法とは数ヶ月から長くて1年で、必ず破綻するシステムで、上の人だけが金を持って逃げます。


マルチ商法が生まれたのは「ネズミ講」が禁止されたからで、ネズミ講は会員になる為にお金を支払います。

システムはマルチ商法も同じだが、商品を買うという体裁を取っている点だけが違っている。

マルチ商法も実際に商品のやり取りは省略し、お金の徴収だけを行っています。



「ネットワークビジネス」とは

マルチ商法は全面的に禁止すると会員制ビジネス全てが規制されるので、法律に従って行えば合法になっている。

書面で契約する事や誇大広告、解約や返金の義務、体験談や「誰でも稼げる」などの勧誘の禁止などに違反すると逮捕される。

マルチ商法も警察の取締りが厳しくなったので、今度は「ネットワークビジネス」と称しています。


「ネットワークビジネス」とは有料媒体の広告を使わずに、自分の人脈(ネットワーク)で販売し、販売すると報酬をもらえます。

『不労所得で毎月100万円を稼げる』のような、なんとも胡散臭いネット広告が目に入った事があると思います。

自分が勧誘したり販売した会員が、別の人に販売すると報酬が発生し、ピラミッド型に会員と報酬が増えて行きます。


なんだかマルチ商法とまったく同じみたいですが、実はまったく同じですが会社組織で運営されています。

マルチ商法は半年くらいで荒稼ぎして、破綻してさっさと逃げますが、ネットワークビジネスはもっと長期間継続します。

正社員制度やボーナスも在ったりして、一見するときちんとした会社みたいに見えます。


会員やカモとは言わず「部下」「販売員」と呼んでいて、幹部は「社員」と呼び、合法であるかのように装います。

ピラミッドの上の人は寝転んでいても大金が転がり込むが、下の人は月に100万円売っても千円しか貰えません。

ここで「洗脳」「マインドコントロール」のテクニックを駆使して、宗教の信者みたいにしてしまいます。



ネット時代のネズミ講

「頑張れば絶対に成功する」「一緒に成功しよう」「夢を実現しよう」などと若者をその気にさせます。

実際はもっと高度な技術で、自己啓発や新興宗教のように、末端の若者は指導者を崇拝しています。

こうした組織に加入する若者の多くは、社会的に成功しておらず、フリーターや派遣労働、ブラック労働をしてきた人たちです。


そうした生活から抜け出したいと思っているところに、「起業して人生逆転しよう」などと誘われます。

いつかは成功できるのだから、今は報酬が少なくても頑張ろうと思い、数ヶ月は必死で働きます。

その後騙されたのに気づくのだが、組織は別なカモを誘って活動を続けます。


マルチ商法ほど高利は狙わず、継続可能な程度におさえるのも特徴で、ただの水を健康水などと言って老人に売りつける。

売っている商品が何にせよ、マルチ商法よりゆっくりと進行していくだけで、原理は同じものです。

「誰でも簡単に稼げる」「空き時間でお小遣いゲット」など手軽さや簡単さを強調して勧誘します。

これも短期で荒稼ぎではなく、カモに気づかれないように、長期間搾り取るためのテクニックです。

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