こんな島を埋め立てるにも1個1兆円かかり、南シナ海の島は数百個ある。
何も生み出さないが統計上のGDPには貢献している。
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引用:http://i0.wp.com/is-factory.com/wp-content/uploads/2015/02/nansa-e1424845616487.jpg

中国の公的債務が3000兆円を上回り、2017年に4000兆円、さらに3年で5000兆円に達するのが分かった。


中国の公的債務が急増中

中国の公的債務は公式発表では、GDP比50%前後の400兆円程度に過ぎない。

だがこれを信じている経済人はおらず、特に海外投資機関や投資銀行は、自分の金を投資しているので手厳しい。

ゴールドマンサックスやJPモルガン、S&P研究所、マッキンゼー研究所らその道では権威ある人達は、GDP比200%台と見ている。

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フィナンシャルタイムズ、エコノミスト、ウォールストリートジャーナルのような欧米経済メディアも、ほぼ同じ200%台という数字を挙げている。

GDP比200%台は金額にして2000兆円から3000兆円(20兆ドルから30兆ドル)の範囲になります。

NYウォール街で良く読まれているウォールストリートジャーナルが最近2800兆円(28兆ドル)という推測値を示しました。


2016年9月の記事によると、中国の債務残高は2014年に28兆2000億ドルだったと解説している。

オックスフォード大学の研究チームの論文から、この公的債務の3分の1は鉄道建設などインフラ工事で使われたと説明している。

3分の1は9.3兆ドルで1000兆円近くに達するが、それを裏付けるようなインフラ建設が行われていた。


中国の鉄道総営業距離は11万kmで、8割以上が赤字路線になっています。

高速鉄道路線約1万9000kmの中で、黒字は1318kmと発表されています。

ところが中国鉄路総公司は鉄道建設費を負担していないので、これは国が作った線路の上に、電車を走らせるだけの費用しか計算していません。



中国鉄道の終わらない悪夢

中国では今までの10年間で、毎年5000km以上の鉄道建設を行い、これからの5年間で毎年8000km建設する計画を発表しています。

鉄道建設の基本予算だけで今まで年間50兆円、それが返済されずに累積されて500兆円以上にはなっているでしょう。

なにしろ鉄道運営費用で累積68兆円の債務があり、16年第1四半期だけで負債額は87億2700万元でした。


単純に4倍すると中国鉄路総公司は年間約5700億円になりますが、2014年から2015年の政府発表で、負債額が10兆円増えています。

鉄道を新たに運行開始した分、運用赤字も拡大し、年間10兆円の赤字を産んでいるという事のようです。

ところがこれらの負債には最も大きな支出である、鉄道建設費が含まれておらず、既存路線の運営費だけなのです。


中国鉄道省が存在した頃、鉄道建設費は毎年50兆円以上と発表されていたが、JRを真似て民営化し、建設費を公表しなくなりました。

だが毎年5000㎞建設していた頃に年間建設費が50兆円だったので、年間8000㎞建設している現在は、どう考えても年間80兆円以上使っています。

これに鉄道運営費の赤字を足すと年間90兆円の公的債務が、鉄道建設だけで新たに発生しています。


鉄道が怖いのは、赤字路線を作ってしまうと路線を維持するために毎年赤字が増えていく事で、日本の国鉄はこれで破産しました。

オックスフォード大学研究チームによると、中国の債務26兆ドルは2000年以降の14年間に積み上げられていました。

年平均1.8兆ドルですが、リーマンショック以降倍増したのが分かっているので、最近5年間は年間3兆ドルから4兆ドルペースで負債を増やしています。



土建国家からトバク国家へ

すると2016年には既に中国の公的債務は34兆ドルから36兆ドルまで増えていて、来年には40兆ドルに近づく計算になります。

中国のGDPは公式発表では年7%近い経済成長なので、年間80兆円経済が拡大しています。

毎年300兆円か400兆円借金を増やして、経済を80兆円拡大していた事になり、経済的な合理性に欠けている。


さらに増えた80兆円のうち税金として政府に帰ってくるのはせいぜい60%の45兆円以下に過ぎないので、投資した費用の2割以下しか回収していない

中国では大規模な公共事業を行って、公共事業そのもので経済成長を起こしてきました。

この方法は1980年代には投資した金額以上に経済成長し、大成功していました。


だが投資した結果のリターンを表す「投資効率」は最初100%を超えていたのに、最近は10%台に下がったと分析されています。

2008年からのリーマンショックで中国は大規模公共投資で経済を刺激したが、やめる事ができなくなった。

鉄道建設そのもので経済成長を確保したので、建設を減らすと成長率が下がり、建設をやめたらマイナス成長になります。


これではいけないと思って中国が始めたのが「投資促進」だが、不動産や株などに投機資金が押し寄せてバブルを起こした。

これが最近の中国不動産市場や株式市場、人民元相場の乱高下として表面化しています。

来年には中国の公的債務は4000兆円に達し、さらに3、4年で5000兆円に達する計算だが、一体どうするつもりなのだろうか。

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