2015年に最も売れた日産シルフィー
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引用:http://images.china.cn/attachement/jpg/site1004/20160225/d02788e9b72a1838ef230c.jpg


日本車の人気が高まる中国

中国市場で日本車の人気が高まり、2016年の販売台数は、日本国内の約484万台に迫る400万台に達するのが分かった。

トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スズキ、不祥事の三菱なども堅調に売れている。

売れ筋はSUV(スポーツ多目的車)で排気量1600cc以下に人気が集まっている。

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中国では2015年夏の景気悪化から、テコ入れの為に1600cc以下の新車は税金が安い上に、エコカー補助金も受けれる。

数年前は排気量が大きい欧米メーカーや韓国車が人気だったが、現在は日本車に人気が移っている。

小型車の中でも品質などで優れている日本車が、消費者に評価されているとみられる。


日産シルフィ、トヨタカローラのセダンタイプや、スポーツタイプの日産キャシュカイ、トヨタレビンが人気を得ている。

ホンダはいち早くSUVを投入しアコード、ヴェゼル、フィットなどで日本車首位になった。

マツダはスポーツタイプのアクセラ、SUVのCX-4などが売れている。


中国では中国メーカーのシェアが40%以上、ドイツ車が18%前後、日本車が16%前後となっている。

ドイツ車と日本車はライバル的存在なのだが、両者は対照的な中国戦略を取ってきた。

ドイツ勢は反日暴動以降、中国に集中投資して生産量を増強し、VWは全世界の3分の1を中国で販売している。



EVブームだが補助金目当てが大半


日本勢は反日暴動以降、中国への投資には(日産を除いて)消極的で、トヨタなどは中国で得た利益を中国国内で再投資していただけだった。

つまり日本勢はあまりコストを掛けず、重要視もしなかったのに自然に売り上げが伸びていった。

今年もドイツ車のシェアの方が日本車を上回る見通しだが、ドイツはメルケル首相が年間何度も訪中するなど、凄い力の入れようだった。


2015年後半に小型車の減税をしたのも、メルケル首相がVW不正騒動を受けて、北京で直々に優遇策を懇願したと言われている。

確かにそれでVWの小型車は売れたのだが、減税によって日本車の売り上げも自然に増えていった。

中国政府は大気汚染対策として電気自動車を推進していたが、日本車が得意とするハイブリッドを減税対象から排除していた。


電気自動車普及は予想ほど進まなかったので、2015年末に複数の都市で、HV車を優遇税制に含めると発表した。

トヨタは2020年に中国で販売する3割をHVにすると言っているが、EVやPHVと税制での差別があるので微妙なところです。

中国ではEVが世界一普及していると言われるが、実際には2015年で1.5%、2016年で3%と予想されている。


EVおよびPHVを購入すると約100万円近い補助金を受けられ、販売した事にして補助金だけを受け取っている新興企業も存在する。

補助金は徐々に減額されるので、そのときもブームが続くのかは疑問です。

中国で売れているEVは地元メーカーの低価格な2人乗り車が中心で、日産リーフやテスラは売れていない。

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