車体が大柄のスクーターなどが人気
最も売れているホンダPCX
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引用:デザイン | PCX | Honda https://www.honda.co.jp/PCX/design/


絶滅状態の日本の2輪市場

原付2種免許で運転できる125ccバイクが、維持費の安さなどで人気が高まっている。

政府は自動2輪市場活性化のために125cc免許の取得を簡素化したりして、自動車学校の教習日数が短縮された。

日本政府は警察や文部省が中心になって「免許を取らせない」「買わせない」「乗らせない」の3ナイ運動を展開してきた。

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1970年代には暴走族が社会問題化し、50cc以上の自動2輪車を日本から撲滅するべく、規制強化してきました。

最初日本では自動車免許のオマケとして自動2輪を運転できたが、自動2輪免許が創設されて細分化されていった。

50cc未満、125cc未満、400cc未満、400cc以上で免許分けされ、さらに排気量別の規制が設けられた。


125cc以下はで高速道路走行不可で、250cc以上は車検制度があり、750cc以上は販売を禁止されていた。

50cc以上は2輪免許が必要だが、自動車学校で取得できるのは400cc以下の中型免許だけで、限定解除免許は試験場でしか技能試験を行わなかった。

2輪免許を取らせない、乗らせない政策を国ぐるみでやってきたのだが、暴走族対策という割には暴走族の主体である4輪免許には何の規制もしなかった。


こうした厳しい国策によって日本の2輪市場は壊滅し、全盛期の1982年に320万台だった販売台数は39万台に減少しました。

このままだと国内2輪市場が消滅するというので、経済産業省は125ccの免許緩和を検討しているが、目的は金であって利用者の権利などではない。

1982年に320万台だったといっても厳しい締め付けのせいで50cc以上の販売はたった50万台に過ぎず、原付が270万台を占めていました。



125ccが人気

高速道路を走行できる250ccクラス以上に限ると、全盛期でも20万台、最近でも10万台程度しか売れていません。

つまり日本には最初から「2輪市場」なんか存在していなかったのでした。

最近では電動アシスト自転車が普及して主婦はみんな乗るようになり、原付バイクに乗っている女性は見かけません。


電動アシスト自転車は1993年に販売され、現在では年間50万台が売れていて、多くの点で原付バイクよりも優れています。

まず燃料が不要で圧倒的にコストが安く、税金や保険が不要で女性が嫌うヘルメットをかぶらなくて良く、事故にあう危険性が少ない。

軽自動車に乗り換えた人も多く、もう少しお金を出せば程度の良い軽自動車を購入できてしまう。


こんな中で最近人気が出ているのが125ccで、原付と同じ程度の維持費で内容は250ccに近い。

125ccの維持費は任意保険とガソリン代込みでも年間7万円以下で、任意保険非加入だと年間4万円以下で維持できます。

250ccだと14万円、400ccだと20万円、軽自動車だと40万円(本体込み)はかかるとされているので、非常に安いです。


ちなみに電動アシスト自転車だと10万円の新車を5年間使うとして年2万円なのでもっと安くなります。

125ccバイクに好んで乗るのは中年以上の男性が多く、若い頃にバイクに乗っていた人が多い。

燃費もスクーターで35km/l以上走るので、安価な通勤手段や休日のレジャーなどに利用されている。

コロナ対策として一時バイク通勤に切り替えるのも良いかも知れない。


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