支払い金額を減らすのは投資で利益を上げるのと同じ
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繰上げ返済という投資

政府はNISAなど個人による投資を推奨しているが、残念ながら個人投資家の9割は、少なくとも短期投資では負けるとされています。

個人年金とか国債とか、将来の利益が(ある程度)約束されていたり、元本が(ある程度)保証されていないと難しい。

投資で勝つのは多くの個人投資家の夢ではあるが、現実は多くの人が負けて初めて、一人が勝つことができる。

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では投資は勝てないのかというと、誰でも絶対に勝てる、投資のような事が無くはありません。

投資で勝つ訳ではないが、投資のようにお金を使って毎年確実に利益を得る方法が、現実に存在しています。

怪しい金儲けサイトの売り文句のようだが、何もしなければ支払っていた筈のお金を、支払わずに済むのも「投資効果」だと言える。


たとえばクレジットカードの金利は年17%程度ですが、もしこれを払わずに済むなら、投資で17%儲けたのと同じになります。

年17%のカードでキャッシングしたお金で返済を続けると、4年半で借金は2倍、10年で4.8倍に膨らみます。

危険といわれるリボルビング払いで17%の金利分だけを払い続けると、6年で借りた金額と同額、10年で元金の1.7倍の金利を支払います。


いわゆる多重債務者の人の多くは、元金相当額をとっくに払い終わっているのに、金利分だけを払い続けている場合が多いです。

グレーゾーン金利は廃止されたものの、借りた金額以上を返済しているのに、借金が増えてしまうから多重債務に陥ります。

借金の元金を減らすことで年17%の金利も払わずに済むので、毎年17%の投資効果を生む事になります。



住宅ローンは無理に繰り上げないほうが良い

多重債務でなくても、多くのカード払いやローンで繰り上げ返済は効果があり、投資で勝たなくても同じ効果を得る事ができます。

繰上げ返済することで少しずつ、毎月の金利分の返済金額が減少していき、時間が経つほど大きな効果が現われます。

例外は物価上昇率とあまり変わらない金利で住宅ローンなどを借りている場合で、物価上昇率1%で金利3%だったら、実質2%でお金を借りている事になる。


これを繰り上げ返済して目に見える効果を上げるには、かなり多額の返済が必要で、その分手持ちの現金が減ってしまいます。

すると旅行や病気や子供の進学など、現金が必要なときに住宅ローンより高金利な借金をする事になり、本末転倒になってしまいます。

低金利のローンを繰り上げ返済するために、高金利ローンを借りるようなことは避けたいので、ある程度の現金は持っていたい。


借金がある人は多くの場合、借金を返すのが最良の投資効果を上げるが、借金なんか1円もないという人も居るでしょう。

繰上げ返済ほどではないが先払いすると価格が安くなるものがあり、バスや鉄道にはそうした割引が多い。

NHK受信料、年金、国保は前払いで1%から数%割引になり、火災保険などの保険も少し安くなります。


年金といえば先日国会で年金未納者の強制差し押さえの質疑があり、未納者の大半が年金免除に該当しているのが分かりました。

所得に応じて年金の支払いが半額免除などできるのだが、多くの人は所得と「収入」を混同して手続きをしていません。

一人暮らしで年収300万円以下、4人世帯だと約500万円未満の多くの世帯が一部免除の条件を満たしているのに、申請せず支払っています。



買い物でも投資効果を得られる

毎月あるいは毎年かならず出て行く費用を節約すると、確実に大きな投資効果を得る事ができます。

例えば毎月1,000円を積み立てて3%台の金利で運用すると、40年間でなんと100万円になります。

もし毎月1万円を積み立てると40年間で1000万円になり、毎月の支払いでそれだけ失っているという事になります。


高いスマホを格安スマホに替えると支払い金額は半額以下になるし、定期的に必ず買う商品はアマゾンで安く買えるうえ無料配達してくれる場合がある。(会員のみ)

例えば白熱電球をLED電球に交換すると、同じ明るさで消費電力が100Wから8W以下になり、家全体で電気代が年間で数万円の違いになります。

今までこうした支出を気にしていなかった人は、意識することで毎月1万円くらいは簡単に「投資効果」を上げることが出来ると思います。


地方では住宅についで大きな支出になる自動車を所有する人が多いが、車種によって税金など維持費が大きく違います。

一般的に言えば軽自動車の維持費が最も安いのだが、排気量が大きい車ほど維持費は高額になります。

カッコよさや見せびらかすために価格や維持費が高い自動車に乗っているとしたら、支出を抑えて投資効果を得るほうが良いかも知れない。


投資で毎月必ず1万円勝つのは不可能ですが、支出を見直したり、払わずに済むお金を節約すれば、投資で勝つのと同じ効果が得られます。

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