ビットコインは他のETFより値動きが大きく、投資より投機に近い
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引用:Bloomberg https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/is9wutj97a4I/v2/-1x-1.png


ビットコインがETF採用

ビットコイン取引が再び活況を呈し、2017年2月は連日史上最高値を更新しています。

2月23日は1ビットコイン1164.10ドルをつけて、2013年11月の1163ドルを上回りました。

ビットコインは米証券取引委員会(SEC)がETFを認可するとの見通しから上昇しています。
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ETF認可は今まで3回申請されていて、3月11日までにSECは却下するか認可するかを発表します。

ETFの銘柄に組み込まれれば一般の投資家にも買いやすくなり、より幅広く購入されると考えられている。

アメリカではダウ平均も11営業日連続で最高値を更新し、2月24日に20,821ドルをつけました。


ビットコインは2016年末にも急上昇していたが、中国当局がビットコイン取引を規制して急落していました。

だがアメリカでトランプ新大統領の移民規制や経済政策への警戒から、リスクヘッジとしてビットコインが買われているとみられる。

ビットコインがアメリカで再注目されている最大の理由は、やはりETF承認で、認可される可能性がかなり高いと見ているようです。


ビットコインが他のETFと際立って違うのは値動きの大きさで、年10%から40%も動き、最近2年で5倍も値上がりしていました。

ETFはどちらかと言えば安定性を重視した構成が多いので、投機的商品として人気が出るかもしれません。

ビットコインは今まで何度も暴落していて、短期間で5倍になったことも、5分の1になったこともありました。



ビットコインはどうして値動きするか

普通のETFは業績などを反映して、その業界や国などが成長すれば価格が上昇するが、ビットコイン価格はどうして上下するのでしょうか。

ETFも株と同じように買い注文と売り注文の需給で値動きし、注文が多いほうに価格は変動していきます。

売り注文の方が多数ならば、現在より低い価格で約定することで、売りと買いの注文が同数になり取引が成立します。


だが注文数が少ないETFは独特な値動きをし、例えば日経平均連動ETFなのに売りと買いの注文数によって、日経平均とは逆の値動きになります。

こうなるのを防ぐために、マーケットメイカーが需給を調整して、本来の価格と矛盾しないようにしています。

ビットコインも株価やETFと同じように需要と供給で決まり、注文数が多いほうに価格が変動していきます。


だがビットコインが他の投資と決定的に違うのは、主催者や政府が存在せず、コンピュータ上で勝手な値動きをする点です。

ビットコインは全世界のユーザーのパソコンが連動して機能する仕組みで、誰もコントロールしていません。

今までビットコインそのものが盗まれたり割られた事は一度も無かったが、販売店が帳簿を付け替えたり、客のお金を盗んだ事件はありました。



ビットコインは政府が統制していない

問題は誰もビットコインをコントロールしていない点で、例えば日本株や円通貨、日本国債などは全て日本政府が調整しています。

NY株や米国債や資源価格はアメリカ政府などが調整していて、値下がりしないように、大きな値動きにならないように常に操作しています。

操作を間違えて株価が暴落すると、サーキットブレーカーが作動して取引停止になり、それ以上値下がりしないようにします。


ビットコインにはこうした仕組みが一切ないので、暴騰するときは5倍にも10倍にもなり、暴落はその逆になります。

株式投資は企業が利益を出すと連動して値上がりするが、ビットコインはそれ自体何も生まないゼロサムゲームです。

確かに面白い投資ですが、本来の意味の投資よりは、投機や賭け事に近いものです。

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