中国の成長も万里の長城のように、いつかは崩れる
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引用:http://www.12fly.com.my/images/lifestyle/travel-amp-livingcy/mattafair/2017-march/china/shutterstock_363803066.jpg


中国の成長率はゼロかマイナス

2010年代の中国経済は批判を受けながらも年間6%以上成長したが、中国政府が発表するGDPは信憑性が疑問視されています。

仮に7%成長が事実だったとしても、人民元で見る世界と、円やドルから見た世界はまったく違っています。

外資企業による中国への直接投資額は2017年、18年、19年と減少し2020年も減少が確実です。

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外国からの直接投資はGDPになるのだが、毎年数パーセント減少しています。

一方で中国から撤退する外国企業もあるので、中国における外資の活動は毎年かなり減っているのです。

中国は世界の工場と呼ばれたが貿易額は2014年頃がピークで近年は減少しています。


外国からの投資も輸出入も減少しているので、中国は年6%以上の成長を内需だけで生み出していることになる。


人民元はドルに対して下落傾向にあったが2020年に7.0を超える減安になっている。

人民元が最も強かったのは2015年チャイナショック以前で、1ドル6.0人民元ほどまで強くなっていた。

人民元が10%安くなると、6%経済成長しても実際にはマイナス4%の経済成長になる。


中国は2020年の経済成長率をプラス予想しているが、人民元下落を計算に入れるとマイナスになる。

人民元は2013年末にドルに対してもっとも値上がりし、それ以前の中国は毎年10%以上成長しながら通貨も高くなっていた。

相乗効果によって年20%もドル建てで成長した事があり、「あと数年でアメリカのGDPを超える」と毎年言っていました。


2014年からは人民元が安くなるのと同時に成長率が下がっていて、しかも発表より成長率は低いと言われている。



人民元は上昇から下落に転じた

為替レートの変動を1年単位で計算するのは意味のある事ではなく、例えば日本は1ドル76円を付けたが2年後には100円を超えています。

長期的にドル円は円高に変化していて、平均すると毎年数パーセントのペースで円高が進行しています。

人民元は過去30年くらい上昇していたが、成長率の鈍化によって長期的に下落に転じたと考えて良さそうです。


中国では資本流出が深刻な問題になっていて、人民元が下落する原因になっているとされている。

中国が進めた人民元の国際化によって世界のお金が中国に集まる筈だったのだが、現実には人民があらそって中国から出て行っている。

当局は金融移動の規制によって通貨安を防止しているが、これで自由な資本移動が阻まれて経済成長にはマイナスになっている。


人民元安を放置した場合は中国国内でインフレなどの悪影響が生じ、混乱を招くでしょう。

厳しく規制すると人民元は安定するが、金融政策は柔軟性を欠き、金融危機が発生しやすくなるかも知れません。

早い話、米ドルと人民元を固定レートにしたら、中国がどんな金融政策を取っても無意味になる。


人民元を下落させるか、経済のマイナス成長を容認するか、インフレやデフレを容認するかしなくてはならないが、全てを達成することはできない。

高い成長率を維持して人民元も固定レート維持、インフレもデフレも拒否して、貿易黒字を続け、外資が中国に巨額投資し続ける。

そういう時代をいつまでも続けようとしているが、続くはずがありません。


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