中國メーカーのEVはあまり売れていない
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引用:https://media.thestar.com.my/Prod/260B2901-4D6D-4BEE-B28E-576AD11F8850


EV世界一の中国

2016年に中国はEV(電気自動車)販売台数で世界一になったが、2019年は急減速し今後も悲観されている。

2015年に中国のEVとPHV販売は18万台を超え世界一になり、2016年は33万台を超えた。

中国政府は2020年に200万台を上回り、2030年には1500万台を上回るという目標を立てていた。

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中国自動車工業協会(CAAM)によると2019年の新エネルギー車の販売台数は4.0%減の120万6,000台だった。

このうちEVは1.2%減の97万2,000台、プラグインハイブリッド車(PHV)は14.4%減の23万2,000台といずれも減少した。

EVは目標の200万台に対して100万台以下だったわけで、中国EVバブルは終わったと言っても良いでしょう。


多くのEV統計はEVとPHVをごっちゃにしていて、前者は電気自動車だが後者はガソリンエンジンを搭載している。

PHVを自宅で充電してから走れば電気自動車だが、充電せずガソリンを給油したらただのガソリン自動車になります。

つまりPHVとは電気自動車として排ガスや燃費規制をクリアし、政府から補助金まで貰いながら、普通にガソリンで走ることも可能です。


中国は技術的に遅れているのでPHVは少なく、旧式な技術を用いた電気自動車が大量に販売されている。

電気自動車はガソリン自動車より歴史が古く、日本でも戦前から戦後にかけてガソリンを使わずに済む電気自動車が生産されていました。

技術的にはむしろガソリンやディーゼルより簡単で、特に軽自動車より小さいサイズで、周囲数キロを走れれば良い用途に向いている。


中国のEVの30%以上は3メートル以下のミニカーで、自動車のカテゴリーに含めるようなものではない



町工場の多くが倒産

中国のEVメーカーは150から200社も存在し、多くは町工場のようなメーカーが手作りで生産していました。

イギリスのロータスを連想させるが品質や性能では及びも付かず、欠陥車や事故が非常に多い。

中国人が自国のEVを購入するのは税金の安さ、補助金、購入許可(許可制)が降りやすいなどの理由で、愛国心や環境のためではない。


中国のEV販売は補助金頼りなので、補助金が大幅に減額された2017年1月には、前年比約70%も売上げが減少した。

EVの性能や品質はガソリン車よりも劣っているので、補助金がなくなったら購入する人はほとんど居なくなるかも知れない。

町工場のような中国EVメーカーの殆どが倒産し、大手数社とテスラだけが生き残ると見られている。


コロナによって販売ゼロになったメーカーもあり、中国EVのバイトンは米国で賃金未払問題を起こしている。

こんな中でテスラだけは中国や欧州で販売を伸ばしていて、トヨタを超えて株価世界一になった。

テスラは果たして期待に応えて成長するか、ライブドアのようなバブル企業なのかそのうち分かるでしょう。


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