現在のタイプは客が自分でバーコードを読み取る必要がある
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引用:日テレNEWS24 http://www.news24.jp/images/photo/2016/12/12/20161212-185506-1-0005_l.jpg



全店無人レジ化を発表

コンビニ大手5社は4月18日、2025年までに国内全店舗にセルフレジを導入し、レジを無人化すると発表しました。

突然の発表に投資家はICタグや自動レジを製作する企業の株を買いあさっているが、多くの人もこれほど早いとは思わなかった。

セルフレジは大手スーパーではお馴染みだが、有人レジを好む人が多く、特に高齢者に敬遠されているようです。
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コンビニへの導入は2016年12月に、ローソンとパナソニックが共同開発を発表したばかりで、大阪の1店舗しか存在していない。(2016年末時点)

ローソンの試験店舗は買い物カゴにバーコード読み取り機がついていて、客が自分でバーコードを読み取る必要があったので、本当の「自動レジ」ではない。

だが2017年の改良型では商品に電子タグを取り付ける事で、客が読み取る必要は無くなるといわれている。


ICタグは1枚10円以上のコストが掛かるが、2025年までに全店舗の全商品(約1,000億個)にICタグを取りつけるとしている。

公共図書館では全ての本にICタグが取り付けられて、置くだけで読み取れるシステムが存在している。

ICタグは印刷化の技術が進歩していて、シールを印刷する程度のコストで取り付けられるようになると言われている。


ICタグのフォーマットは共通化し、コンビニ以外の店舗でも使えるようになり、現在の電子マネーのように普及すると予想されている。

経済産業省は普及を促進するため、共通化の後押しや補助金支出も検討している。



無人レジ化でどう変わるのか

ICタグはカゴを会計装置の上に置くと、一瞬で全ての商品の合計が表示され、あとは自動販売機のようにお金を投入して袋に移すだけです。

コンビニの全商品を会計可能にするには全商品にICタグを取り付ける必要があるが、話はそう簡単ではない。

例えばうまい棒は21円で10円チョコという駄菓子もあるが、10円の商品に10円のICタグを付ける事はできない。


衣料品店のようにICタグを回収して再利用するのも可能だが、それだと自動でも無人でも無くなってしまう。

やはり印刷などの技術によってICタグのコストが1円以下に下がらないと、低価格商品に取り付けるのは難しい。

当分の間は一部の商品にだけICタグが取り付けられ、他の商品はバーコードで読み取る事になるかも知れない。


それにコンビニには「おでん」や「チキン」のような惣菜や、店員がやらなければならないサービスが多く、結局完全自動化にはならない。

惣菜や中華まんの自動販売機を設置するよりは、店員が手でやったほうが早いのは目に見えている。

それにスーパーのセルフレジ同様、機械が苦手な人は時間が掛かっても店員に会計して貰いたがるでしょう。


どの問題も解決が難しく、セルフレジを導入したから導入したで、新たな問題が発生する。

コンビニ店員の仕事は大きく分けて商品を並べることと、商品を販売することなのだが、セルフレジで販売に取られる手間を減らせば、人数を減らす事ができる。

今まで3人居ないと陳列と販売を同時にできなかったのが、2人や1人でも可能になると言うのが、チェーン店の狙いと考えられる。


当分、コンビニのレジから店員が消えて、代わりにロボットが座る事は無いでしょう。

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