GDP以上に借金が激増している
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引用:http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/4/8/48393a44.jpg


増え続ける中国の借金

中国は2017年の経済成長目標を6.5%に設定し、1月から3月期で6.9%と予想以上の伸びだったと発表しました。

この高成長は輸出や消費の伸びなどによるものではなく、金融緩和と政府のインフラ投資によってもたらされた。

80年代から90年代に日本は借金してダムや高速道路を作って経済成長していたが、同じ事が現在の中国で行われている。
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民間投資は前年比7%増加したが、同じ期間に国有企業のの投資額は15%も増え、インフラ公共投資は30%も増えていました。

公共事業を30%増やしたのに経済成長率は7%以下だった訳で、この状態が続くと公的債務が急激に膨張します。

中国の公共事業費は日本の全盛期の数十兆円を遥かに超える、200兆円以上も使っていると見られています。


中国が2桁成長していた80年代や90年代には、政府が投資した以上の経済成長率があり、打ち出の小槌のようにお金が増えていた。

消費は前年より10%伸びているが、伸び率は確実に低下していて、近い将来一桁の伸びに落ち着くと予想されている。

欧米経済メディアによると中国の企業債務はGDPの166%、公的債務はGDP比277%に達していて、既に日本の最悪期よりもかなり多い。


日本の公的債務は約200%で、企業債務は現在100%前後、バブル崩壊後の90年代には150%程度だった。

中国は借金を増やすことで支出を増やし、消費も増やしてGDPを拡大してきたのが数字になって現れている。

GDPは生産=支出=所得なので、企業と政府が借金して支出を増やすと、所得と生産も増えてGDPが拡大するのです。



借金世界一はどこ?


政府と国営企業、民間企業の債務は社債や公債などの形で資産家の資産になっていて、中国では富裕層が激増している。

中国で資産1000万元(約1.6億円)以上の富裕層は134万人で、超富裕層は約1万2000人、保有資産は約170兆円を超えた。

政府と企業の借金が増えた分だけ富裕層の資産が増える仕組みで、これ自体は日本やアメリカと同じ仕組みです。


だが中国では企業と政府の債務合計がGDP比440%にも達していて、日本の300%を遥かに超えています。

富裕層の資産(=政府と企業の借金)は膨らみきっていて、普通はこういう状態をバブル経済と呼びます。

中国政府や企業がいつまでも借金を拡大できればGDPも拡大するが、借金を増やせなくなったら経済成長もストップします。


中国はインフラ投資や政府主導の経済成長から、消費主導の経済成長に転換しようとしているが、それには年4%以下の成長率を受け入れる必要があります。

個人消費は(政府がお金を使わないと)年10%も増えることはなく、消費主導ではせいぜい1%から4%以下の成長率にしかなりません。

ところが中国政府は相変わらず10%以上の高度成長を実現したいと考えているので、借金を増やし続けています。


最近テレビやニュースで「日本の借金は世界一」という言葉を使わなくなったのに気づいた人が居ると思います。

日本に代わって中国が世界一になったので、厚顔無恥の大新聞やテレビも、この決まり文句を使わなくなりました。

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