テスラは「世界初の自動運転車」を華々しく発売したが、事故が起きると「自動運転などと言った事は無い」と否定した。
maxresdefault
引用:https://i.ytimg.com/vi/0vDA0aqnd38/maxresdefault.jpg


テスラが売上げ倍増

米電気自動車メーカーのテスラは2017年1月から3月の決算を発表し、売上高は去年より倍増しました。

販売台数は前年同時期より69%増の2万5000台で、売り上げは2.4倍増の約27億ドルに達しでした。

ここまでは景気のいい話だったが、4億ドル近く(約450億円)の赤字でした。
スポンサー リンク

単純計算するとテスラを1台売るごとに、約180万円の赤字を出している状態で、テスラは今まで黒字になった事がない。

同社は電気自動車以外にも幅広い事業を展開していて、今期の大幅な売り上げ増も大幅な赤字も、ソーラーシティ買収によるものだった。

ソーラーシティは太陽光パネル設置大手企業で、2016年にテスラが26億ドルで買収していました。


ソーラーシティもテスラもイーロンマスクが個人の筆頭株主であり、しかも両方とも巨額赤字を出していた。

ソーラーシティは1ドルの売上げを得るのに6ドルを使い、破産寸前の状況だったがテスラによって買い取られた。

赤字企業が大赤字の親族会社を法外な値段で買い取ったわけで、例えると東芝がシャープを買収したような事かも知れない。


アメリカでは「漂流した人が流木につかまった」と表現されていました。

イーロンマスクの事業の大半は赤字なのだが、株式市場では圧倒的な支持を得ていて潤沢な資金を持って居る。

本業はだいたい赤字という有様なので、イーロンマスクが取り得る方法は、株主や融資先が投資したお金を運用してマネーゲームという事になる。



株主の未来予想は当たるか

アメリカの投資家がテスラにホイホイ投資した理由は「将来儲かるに違いないから」で、イーロンマスクの弁舌は非常に巧みだと言われている。

残念ながら彼の英語を日本語に翻訳すると、ペテンにしか聞こえないのだが、「全ての車が電気自動車になる」のような言葉に投資家は酔いしれている。

テスラの株は上昇し続け、フォードを超えGMも超えて、ついに全米自動車メーカーのトップになった。


株価は企業業績を先取りするとも言われるが、ただのバブルだったという先例も多い。

自動車販売は前年同時期より69%増えたものの、実は過去最高の16年9月期より500台増えただけだった。

テスラは2017年に今までで最も低価格の「モデル3」を発売するが、低価格車は利益を上げるのがさらに難しくなる。


こうした中で以前から燻っていてた欠陥車騒動で、購入者から初めて告訴されました。

テスラは世界初の「自動運転自動車」と宣伝してオートパイロットを開始したが、多くの衝突事故を起こしている。

実際にはセンサーを組み合わせた衝突回避装置で、「衝突した際のダメージを軽減する」ものに過ぎない。


電気自動車の売上げはその地域の税制や補助金に左右され、アメリカでの売上げは、優遇措置があるカリフォルニアに偏っている。

電気自動車の価格はガソリン車の2倍以上であり、しかも低価格な小型車ほどガソリン車より不利になる。

テスラが今まで成功してきたのは、オバマ大統領の自然エネルギー優遇政策のお陰だが、トランプ政権で続く保証はない。

スポンサー リンク


スポンサー リンク