アメリカから非難されると、日本は謝罪して許しを請うしか選択肢が無い状況は、80年代と同じ。
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引用:http://livedoor.blogimg.jp/tntnnk-itigiku/imgs/f/1/f1eaed8d.jpg



アメリカの日本叩き

米商務省は5月4日、ロス商務長官の「米国はもはや対日貿易赤字に耐えられない」という声明を発表しました。

この日発表された3月の米貿易協定では、対日貿易赤字が先月より65%増加し72億ドルになっていた。

輸入による対日赤字の7割を自動車が占めていて、前月より38%増加の51億ドルになった。
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ロス商務長官の声明ではメキシコと日本を名指しして、両国との貿易赤字が1ヶ月で16億ドル増えたと強調している。

日本に対しては9年ぶりの高水準になり、日本市場開放や日本製品への輸入規制、円高圧力を強めるでしょう。

一方で米国の貿易赤字トップの中国に対してはトランプ大統領が、「北朝鮮制裁に協力すれば問題にしない」と発言している。


中国は南シナ海を占拠し、数千発の弾道ミサイルを周辺国に突きつけ、北朝鮮に強い影響力を持っている。

これらを取引材料にすれば、米国を威嚇して譲歩させたり、逆に中国が譲歩して貿易面で優遇してもらう事ができる。

日本は軍事面の取引材料を持っていないので、アメリカに非難されると総理がワシントンに行って謝罪するしかない。


軍隊には金が掛かるが、強い軍隊が強い外交力を生み、貿易交渉や経済交渉で優位に立つのも事実です。

韓国は朝鮮半島が不安定になるという脅し文句でアメリカと交渉しているし、台湾も中国危機を巧妙に利用している。

日本はアメリカから見て安全パイなので、まあ放置しても良いやという事になります。



画竜点睛を欠く安倍外交

アメリカから不公正貿易を指摘されたとき、日本には取引材料がないので一方的に攻められるだけになるのが、日本経済の弱点になっている。

歴史問題でも慰安婦でも、アメリカは1億人犠牲にした中国や、1千万人犠牲にしたロシア、民間人を無差別攻撃したイギリスなどを決して非難しない。(自分もやっている)

それらの国は核兵器とアメリカを攻撃できる軍隊を持っているからで、アメリカの安全保障上重要なので目をつぶる。


日本はアメリカを攻撃しえる軍隊を持っていないので「日本などいくら怒らせても良い」、だから日本だけを非難します。

国際政治のメカニズムとは、実はこんな下らない力学で決まっていて、「喧嘩が強い奴」が優位に立つのです。

経済や貿易も国同士の喧嘩であり、喧嘩が強い奴が貿易のルールを決めています。


安倍首相は就任以来、地球をくるくる周回して熱心に外交活動しているが、何度訪問して何千億円援助しても、「お金をくれるおじさん」以上になれないでしょう。

フィリピンが海洋領土の大半を占領されても中国の一言で従うのは、中国の軍事力を恐れ、日本の軍事力は怖くないからです。

日本外交が画竜点睛を欠くとはこの事で、様々ないい事をしても、肝心なものが無いのです。


日米経済交渉で米側は不公正貿易を厳しく追及してきますが、日本側には「奥の手」や交換条件がないので、やっぱり謝罪するしかありません。

御免なさいと謝ってもアメリカは許さず、過去の貿易摩擦と同様に、市場開放や輸入の数値目標、為替レートの円高目標を要求してくるでしょう。

日本側は抵抗しますが、結局はアメリカと取引する材料を持っていないので、言いなりに成るしかありません。


アメリカには中国韓国欧州と連携して、侵略戦争や慰安婦で日本を攻撃して屈服させる、という奥の手もある。

それも結局は外交力の裏づけになる軍事力がないので、各国から見て「日本人が怒ってもどうでも良い」からなのです。


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