怪獣のレゴ、置いてあるだけで動いたり尻尾を振ったりはしない
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引用:http://livedoor.blogimg.jp/masorira-kabu/imgs/2/a/2a6378d0.jpg


レゴランドの集客が低迷

レゴランドは2017年4月1日に華々しくオープンしたが、開園後の集客は想定よりかなり少ないのが分かった。

報道によるとレゴランドに隣接する商業施設メイカーズのテナントレストランが、オープンから2ヶ月持たずに閉店していました。

レストランは6年契約で入居したものの、売上高は想定の10分の1だったと説明している。
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同レストランはレゴランド自体の集客の問題であり、どうしようもないとして撤退し、違約金で揉めているという。

10分の1はシーフードレストランの売上げであり、レゴランドの集客はもっと良かったかも知れないが、苦戦しているのは事実のようです。

レゴランドといえば最近「水筒の持込を許可した」のがニュースになっていて、今までは禁止だった。


施設内の売上げを増やすために飲食物の持込を禁止している例は多いが、レゴランドでは入り口に「検問所」を設置して飲食物の持ち物検査をしていた。

施設内では500mlの「水」が220円だが外では100円から150円で買えるので不満が大きかった。

水筒の持込を最近許可したのは熱中症を防止するためだそうで、秋になったら再び検問所で取り上げるのかも知れない。


ちなみに許可したのは水筒だけで、水筒以外の容器の水は、やっぱり取り上げて捨てている。

何でもかんでも禁止して関所で代官が取り上げるのは時代劇ではお馴染みの場面だが、悪代官が旅人から金をせしめるためにやる事だった。

レゴランドについては旅行業界では集客に繋がっているという好評価も出ていました。



色々な中途半端さが苦戦の原因か

5月の連休でJTBは、愛知圏内の宿泊客が昨年の2割増で、レゴランド効果だったと分析しています。

その一方で実際に行った客は、待ち時間はどこも15分以内ですぐに乗り物に乗れたと話している。

レジャー施設で待ち時間が短いのは客が少ないという事で、集客が少なかった頃のUSJも「すぐに乗れる」状態だった。


レゴランドは年間200万人の来園者を目標にしているが、現在まで来園者や入場者数を公表していません。

料金はディズニーランド7400円、USJが7600円、レゴランドは6900円で内容に比して高すぎるという意見が多い。

レゴランド内のハンバーガーショップは平日だと営業中なのに「無人」の事が多いそうで、飲食店の売上げ10分の1は事実のようです。


レゴランドの集客が少ないのは施設がチープだからなのだが、その理由は2大王者と比べる事ではっきりする。

東京ディズニーランドの敷地面積は約51ヘクタール、USJが約39ヘクタール、レゴランドは9.3ヘクタールで4分の1から5分の1の広さしかない。

レゴランドの開園費用は320億円であり、ディズニーランドやUSJが今までに投じた総額の1割にも満たない。

(数字は東洋経済『レゴランドの「物足りなさ」は計算づくだった』を参照)



独自の個性が必要

東京ディズニーランドが1983年に開園したときの費用は1,800億円、ディズニーシーを追加した時の費用が3,350億円なので、規模の大きさでは比較にならない。

ディズニーランドと比べて面積は5分の1、費用は10分の1なので、そうした豪華さを期待する客を満足させる事はできない。

特に大人の客を満足させるには金がかかり、ディズニーやUSJは新施設1個作るだけで百億円を掛けている。


レゴランドは対象年齢を小学生以下に絞っているが、小学生と親にとっては高額すぎるし、「水の持ち込み禁止」など制約が多すぎる。

かといって大人が改めて行くような施設でもないという点で、苦戦している。

料金はおそらく投下した費用を回収するために導き出された数字で、利用者の都合を考慮していない。


こじんまりとした子供とマニアの為の施設に徹した方が良かったのかも知れない。

ディズニーランドはキャストと呼ばれるスタッフの演出が大きな要素だが、規模が小さいレゴランドでは、サービス面でも物足りなくなってしまう。

とはいえ強い独自性を持ったオンリーワンの施設は存在しているので、そうした強みを持てば再建が可能かも知れない。

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