大洗で放射性物質を貯蔵していた金属容器
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引用:http://blog-imgs-106.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/s_ice_screenshot_20170610-061828.jpeg



大洗事故被ばくは「無かった」

大洗の核物質貯蔵施設で過去最高36万ベクレルの内部被ばくをした事故は、一転して原子力機構が「内部被ばくは無かった」と訂正発表しました。

あれほど大騒ぎしたマスコミは一夜明けると無かった事として報道しなくなり、キツネにつままれたような錯覚に陥っている。

事故が起きたのは2017年6月6日午前11時15分ごろ、茨城県大洗町にある大洗研究開発センターで、作業員5人が貯蔵容器の確認作業をしていた。
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放射性物質は金属容器に入っていて、金属容器はビニール袋で覆われていたが、20年以上放置した間にガスが貯まり、金属フタを開けた瞬間袋が膨らんで破裂した。

プルトニウムを含んだ粉末が周囲に飛散して、作業員の服などに掛かったが、施設全体への拡散を防ぐため、作業室内で3時間そのまま放置した。

5人は千葉市の量子科学技術研究開発機構にある放射線医学総合研究所に搬送されて検査を受けたところ、肺から2万2千ベクレルが検出された。


これは人体全体だと36万ベクレルの内部被ばくに相当し、史上最悪の被曝事故だと報道されました。

ところが6月12日に再検査したところ、5人の体内からプルトニウムは検出されず、1人から微量のアメシウムが検出されただけだった。

説明によると2万2千ベクレルのプルトニウムは、検査の時に皮膚表面に付着したものを誤検出したもので、人体には入っていなかった。


微量のアメシウムは排出剤などで体外に出せる程度であり、問題ないとして5人は13日までに退院している。

30年放置と言い、ビニール袋と言い、あまりと言えばあまりにいい加減だと批判されている。

結局被ばくは無かったようなのだが、もうひとつ釈然としない。



原発は次々に再稼動

2011年の福島原発事故で全て停止していた国内の原発は、再稼動が進められています。

佐賀県の玄海原発3・4号機では再稼働を禁止する仮処分を求めて住民が訴えていたが、佐賀地裁は却下し再稼動が決定しました。

住民側は大地震で重大事故が起きると主張したが、裁判所は安全が確保されていると退けた。


原発をめぐる仮処分では、大飯原発3・4号機に続き高浜原発3・4号機停止の仮処分命令が出され、4機の原発が停止した。

その後停止仮処分は解除されたのだが、日本の司法を揺るがす大問題として認識された。

通常の訴訟で原発を停止させるには地裁から始まって最高裁まで争い、数十年もかかる事が想定され、事実上困難です。


だが仮処分だと地方裁判官1人の判断で受理し、仮処分決定まで全て1人で判断し短期間で決定します。

緊急に事態の悪化を食い止めるための制度だが、制度を悪用した地方裁判官と、反原発住民団体が結託して原発を停止させた。

これでは地方裁判官一人の方が、最高裁判官数人よりも司法上の権限が強い事になり、同様の問題を防止するために地方裁判官への強い指導が行われた。


仮処分で停止させられた高浜原発3号機が再稼働し、稼働中の原発は高浜4号機と合わせて5基になりました。

国の予定では既に10数基が再稼動している筈で、遅れた分日本経済の回復が遅れ、多くの温暖化ガスを排出した。

柏崎刈羽原発は新潟県知事が、再稼動の条件に廃炉を求めるなど、まだまだ紛糾するでしょう。

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