イージス艦デューイ、南シナ海で何かしましたというポーズを取っているだけ
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引用:https://www.cnn.co.jp/storage/2017/05/25/f89347c3b4c76f429e19adbdd3b2fbe6/uss-dewey-south-china-sea.jpg



南シナ海を食い荒らす中国軍

米国のトランプ大統領は北朝鮮問題の解決を中国に丸投げしてしまい、東アジアの軍事的主導権をタダで渡してしまった。

米国が間違いに気づくのはトランプが失職した後かも知れないが、アメリカ軍と中国軍は南シナ海を巡って対立を続けている。

5月24日頃に中国軍のJ10戦闘機2機が南シナ海の公海上で、米海軍のP3哨戒機に「曲芸飛行」を披露した。
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1機は米軍機の200m以内に接近し、複数回接近して米軍機は回避行動を取った。

5月17日にも中国軍のSu-30戦闘機2機が、米軍の大気観測機WC135の50m以内に接近し、背面飛行を行った。

5月24日には米海軍のイージス艦「デューイ (DDG-105)」が、南沙諸島ミスチーフ礁の近くを航行する「航行の自由作戦」を実施した。


米軍は公海上の正当な行動と主張し、中国政府は「重大な違法行為」だと批判した。

毎度お馴染みの非難合戦だが、今回はトランプ大統領が中国に対して、北朝鮮問題の解決を依頼した為に、奇妙なものになった。

アメリカは北朝鮮では中国に頭を下げてお願いしながら、南シナ海では中国と戦うのだろうか?


どうせポーズに過ぎないと、フィリピンやアセアン諸国、米海軍自身ですらそう考えている。

米軍の最近の南シナ海での行動は、フィリピンやベトナムに対して「米軍は何かしていますよ」というアリバイ作りに過ぎない。

恐らく米海軍はホワイトハウスや国防省に、作戦実施を強く主張し、トランプは軍との関係を保つために「形だけ」の哨戒活動を許可した。



中国を放置するトランプ政権

中国は東シナ海と南シナ海で、海底観測システムを敷設する計画を発表しました。

海洋環境調査の為としているが、専門家は軍事目的で利用すると推測している。

台湾からマレーシア沖、海南島までの広大な海域にもし、船舶の動きを探知するセンサーを設置すると、潜水艦の動きを監視できる。


中国の技術では隠密行動する西側の潜水艦を探知できないが、小さな水圧の変化や振動を探知するセンサーなら探知可能になる。

システムが完成すれば米原潜や西側潜水艦、周辺国の潜水艦が南シナ海に侵入すれば、瞬時に知る事が出来る。

南シナ海における中国軍の優位はさらに確立され、米軍が活動する事は困難になる。


この手の海洋監視システムは各国が運用していて、日本も秘密裏に敷設したという噂があるが、防衛省などは否定している。

米国防総省は6月6日に中国の軍事力に関する年次報告書を発表し、懸念を表明している。

これによると南シナ海ではファイアリクロス礁、スービ礁、ミスチーフ礁の3箇所で滑走路と格納庫を建設した。


格納庫は戦闘機など24機を格納でき、対空ミサイルや対艦ミサイル、レーダー施設なども建設し、支配力を強化している。

トランプ政権は中国との取引を重視していて、今のところ南シナ海で対抗措置を取る考えを持っていない。

オバマ政権の8年間は中国を放置する事で有利にしたが、トランプの4年間も同じ事が続くでしょう。

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