ペットショップで1匹の猫が売れると、どこかで1匹の猫が余剰になり、保健所で処分される
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引用:http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mo88mo/20160204/20160204183623.png



猫の処分数の推移

2007年の犬の処分数は100,963匹、猫の処分数は209,494匹だった。(NPO法人ConoasS(コノアス)http://www.conoass.or.jp/situation/より)

2015年は犬15,811匹、猫67,091匹だった(環境省http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.htmlより)

もっと前を見ると1970年代には犬約12万匹、猫約6万匹くらいだったので、犬は急速に減ったが猫は一度増えたのがわかる。
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グラフでは犬は12万匹だったのが着実に減少し、現在はグラフで数字が見えないほどになった。

猫は昭和49年(1974年)に6万3000匹だったのが、平成10年(1998年)には29万5000匹に激増した。

その後減少し始め平成25年(2013年)に10万匹になり、2015年は6万匹まで減りました。


負傷犬猫を含めると猫76,369匹であり、犬の急激な減少振りとは大きな差がついている。

猫の処分数が減り難い理由としては、基本的に放し飼いなので避妊手術しないかぎり勝手に増えてしまう。

猫は生後4ヶ月から半年でもう妊娠可能になるので、子猫だと思っていたらすぐ妊娠して子供ができます。


環境省などでは「無責任な野良猫の餌やりが、野良猫が増える原因」と言っているが、話はそれほど単純ではない。

ペットフード協会は犬と猫の飼育数を調査していて、2015年は猫約987万4千匹だった(犬も同じ程度だった)

野良猫は正確な調査がないが、東京の市外区域で8万匹という推測値があり、これを全国に広めると80万から約100万匹という数字が出てくる。


一見正しそうな論理だが、ペットショップで猫を「大量生産」しなければ、猫の数は需要と供給が吊りあっている。
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引用:http://blog-imgs-75.fc2.com/e/g/g/eggmeg/201503250857474a8.jpeg

商業生産される猫15万匹が、需要を上回る余剰猫を生み出している
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引用:環境省http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html


処分猫を大量生産している「犯人」

飼い猫10匹に対して野良猫1匹が生息している訳で、降雪地ではもっと少ないと思うが、もっと多い地域もあるかも知れない。

猫の寿命は飼い猫で15年、ノラ猫は保健所が捕まえるので3年程度と推測されます。

逆算すると飼い猫は年間67万匹が生まれては寿命を向かえ、ノラ猫は33万匹が生まれては消えていっている事になります。


このうち保健所が8万から10万匹以上を処分してきたので、日本の全ての猫の1割近くを保健所が処分した事になります。

ところで全国のペットショップで販売する猫は年間15万匹(正確な統計はない)と推測されていて、処分された猫の数を遥かに上回っている。

計算上はペットショップ向けの人工的な猫繁殖をやめれば、全ての猫に飼い主が見つかる計算になります。


やれ毛が長いとか短いとか、顔の形がとか、どうでもいい理由で商業種が売れる一方で「余剰猫」が処分されます。

先進国で犬猫の売買に規制がないのは日本だけで、他の先進国には「ペットショップ」が存在しません。

犬猫の営利売買が禁止されているからで、そうする事で「余剰猫」が発生しないようにしています。


環境省が決め付けている「ノラ猫の餌やり」が処分猫の原因というのは、ピントがずれ過ぎていて反吐が出るほどです。

官僚が責任のがれのために、ノラ猫と餌をやる人に、罪をなすりつけているのが本当のところでしょう。

猫ブームでショップの猫は売れているが、ああいう商売で大量生産している業者が、余剰猫を作り出しているのです。


猫の処分数が急激に増えた時期と、日本人がペットショップで猫を買い始めた時期は一致している。

日本以外の国を見れば分かるとおり、ペットショップで猫を売らなくなっても、誰も困らないのです。

ペットショップで猫を売り、そのせいで余った猫を捕まえては処分するという奇怪さに、いい加減気がつくべきではないだろうか。

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