気軽に北朝鮮ツアーに参加するアメリカの若者達
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引用:http://www.1242.com/lf/asset/uploads/2017/06/c5a0edd88596054bdbbe02811a2fe159.jpg


北朝鮮に拘束されるアメリカ人達

オットー・ワームビアはバージニア大学に通っていたオハイオ州出身の男性で、2015年12月に北朝鮮に入国した。

北朝鮮に入国するには中国とロシアの2通りのルートがあるが、彼はパックツアーに申し込んだ。

アメリカは北朝鮮と国交が無かったが渡航を禁止しておらず、定期的に旅行者などが拘束されている。
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ワームビア以前にも少なくともキリスト教宣教師ケネス・ベ、ジェフリー・フォウル、マシュー・ミラーの3人が拘束されていた。

3人は2014年10月頃に解放されたが、米オバマ政権との間で、何らかの取引をして解放されたと考えられている。

たとえばアメリカが北朝鮮の核開発やミサイル開発を見逃す代わりに、人質を釈放したなどで、北朝鮮が何の理由も無く「良い事」をした事は建国以来一度も無い。


3人の拘束容疑は1人は聖書を店においてきた事が、禁止されているキリスト教の布教にあたった。

1人は体制転覆を煽動した容疑で、もう1人は自分の意思で北朝鮮への亡命を宣言したが拘束された。

少なくとも3人というのは、北朝鮮に入国する人は正式な出国や入国記録を残さないからで、3人はたまたま他の人の証言などで入国したのが分かっていた。


中国の奥地を旅行していたら、拉致されて北朝鮮に連れて行かれたアメリカ人も居たと推測され、本当はもっと多く拘束されている可能性が高い。

そんな国に行く人間はバカなんだという意見もあるが、どんなに危険で無意味な事でも、やりたがる人は居るものです。

例えば日本人拉致被害者の中には、旅行に誘われて自分の意思で北朝鮮に入国した人が、何人か居ると考えられている。



北朝鮮旅行のリスク

オットー・ワームビアが申し込んだ「ヤングパイオニアツアーズ」の他にも北朝鮮向けツアーがあり、日本人も参加する事が出来る。

日本からの直行便である万景峰号の日本寄港が禁止されてからは、在日韓国朝鮮人も、中国経由の航空便などで「帰国」している。

北朝鮮に観光旅行する外国人は(中国を除いて)5000人前後居ると推測され、30以上のパックツアーがある。


ツアーの主催者は全て北朝鮮にコネクションを持つ組織で、要するに北朝鮮系の集金企業と考えられる。

中国の北京または瀋陽という都市に北朝鮮の旅行代理店があり、インターネット経由でアメリカからも申し込める。

料金は瀋陽から4泊5日で14万円、7泊8日で24万円などとなっていて、すべて案内員がつきっきりでホテルやバスが用意されている。


この案内員が実は北朝鮮の公安あるいは憲兵のような役割で、舐めてかかると大変な目に遭う。

案内員が「スパイの疑いあり」と報告すればたちどころに警察か公安に拘束されてしまいます。

移動は全てバスで指定された施設だけを回り、市民との交流は一切許されない。


市民に「貴方はこの体制に不満はないのか」と話しかけた外国人が拘束されたり追放された例がある。

オットー・ワームビアはホテルでポスターを盗もうとした容疑で拘束されたが、アメリカ人の行動パターンからは本当かも知れない。

同じツアーに10人のアメリカ人が参加していたが、他の人は無事に帰国しているので、何かのトラブルがあったのは事実のようです。


1年半後の2017年6月13日にワームビアは解放されたが、やはりトランプ政権と北朝鮮が何らかの取引をしたと考えられる。

ただワームビアは脳の損傷のために意識が無く、米国に運ばれた直後の2017年6月19日に息を引き取った。

北朝鮮への旅行は現在も可能で、(生きて帰れば)料理は美味しく女性達は美人が多く、結構楽しいそうです。


ただ北朝鮮の旅行社は外国人が入国した記録を残さないので、証人などが居なければ入国してそれっきり行方不明になる場合もある。

いたるところにある将軍様の肖像をバカにしたり、敬意を払わなかったというだけで、拘束される可能性がある。

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