スプリントは赤字だが、投資家には儲かっていると説明している
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引用:http://k-tai.watch.impress.co.jp/img/ktw/docs/1058/926/s02.jpg



スプリントついに売却へ

ソフトバンクがwバフェットのバークシャハザウェイに、子会社の米スプリント売却交渉をしていると報道されている。

バフェットと米経済界の大物ジョン・マローンと孫社長が個別に会談し、売却や合併交渉をしたとされている。

ソフトバンクが抱えるウィークポイントの一つが米電話会社スプリントで、毎月赤字を出し続けている。
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孫社長は最近決算報告で「スプリントの黒字化に成功した」と言っているが、実際には赤字のままです。

カラクリとしてはアメリカにソフトバンクのリース会社を設立し、スプリントの保有設備を高額で買い取る。

そして毎月タダ同然の安い料金でスプリントに貸し出す事で、債務を減らしてコストを削減した。


リース会社は赤字だがスプリントは黒字になり、孫社長は株主に自慢することができた。

この手法は米メディアで「合法的な粉飾決算」と叩かれたが、合法なのでホリエモンよりはマシかも知れない。

孫社長は決してスプリントを手放そうとせず、Tモバイルと合併することでアメリカの携帯電話網を支配する野望を語り続けている。


ソフトバンクはTモバイルとスプリントの両方を買収するつもりだったが、独禁法違反を指摘され赤字のスプリントだけ買収した。

Tモバイルは最初から黒字でドイツテレコムが買収したので、もはやソフトバンクが買い取れる可能性はゼロになった。

そこで今年初めの報道では、スプリント株をドイツテレコムに売却する代わりに、ソフトバンクが新Tモバイルの株主になるという提案をしていた。



ソフトバンクはスプリントに幾らつぎ込んだか

だがこれはドイツテレコムに却下されたようで、新たに出てきた話が「バフェットとの売却交渉」なのでした。

米報道によるとバフェットはスプリントの事業に100億ドル(約1兆1000億円以上)を支出する可能性がある。

ソフトバンクは2013年にスプリントを216億ドルで買収しており、その後赤字続きなので半額以下の100億ドルは妥当かも知れない。


スプリントを巡る一連の騒動で分かった事があり、それは孫氏が意外にも世間体や見栄を気にするという事でした。

孫氏は最初にPCソフトの卸し事業で創業してから、次々に事業を転換し、もうからない部門は切り捨ててきた。

だがスプリントに関しては年間数千億円の損失を出しながら、「儲かっている」と嘘をつき(合法的に)粉飾決算までした。


自分以外の部下や誰かが始めた事業は果断に切り捨てる事ができるが、孫氏自身が始めた事業は切れない。

愛着もあるし、自分の能力や実績を否定する事になり、威信が傷つくと思うと踏み切れないようです。

すると孫氏直々に最近始めた多くの巨大プロジェクトも、失敗してもそれを認められず、ずるずると損失を拡大するかもしれない。


ソフトバンクはTモバイルの他にCATV2社とも合併、売却交渉を進めていて、さらにバフェットととも交渉している。

競合させて売却価格を吊り上げようとしているようにも、売却に苦戦しているようにも見える。

売却によって、今までソフトバンクが一体幾らスプリントにつぎ込んできたのかが、判明するでしょう。

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