米軍が北を攻撃するには多くの条件があり、全て満たす必要はないが、無視もできない
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引用:http://livedoor.blogimg.jp/pokemoninformation-matomeking/imgs/3/5/3552422f.jpg



米国民の過半数が戦争支持

8月3日から6日の米CNN世論調査で、共和党支持者の74%が北朝鮮への攻撃を支持し、民主党支持者の34%が支持した。

総合では米国民の50%が賛成と答え、重要な節目である半数に始めて達しました。

北朝鮮は7月以降2度のICBM発射実験を行い、一回目はアラスカ、2回目はNYに届くと判定されている。
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米国民で攻撃賛成が半数に達し、反対が半数未満に留まったのは少なくとも国連安保理の何度目かの制裁決議より重要な意味を持っている。

米国は世論をとても気にするので、国民の過半数が賛成しなくては、こちらから攻撃には踏み切れない。

そこで過去のベトナム戦争でジョンソン大統領はトンキン湾事件というものをでっち上げ、北ベトナム軍が米軍艦を攻撃した事にした。


米国の世論は沸騰し「ベトナムを倒せ」という事になり、この後アメリカは泥沼の戦争に巻き込まれ、最終的に敗戦した。

第二次大戦の時にも米国の世論は戦争反対であり、ルーズベルト大統領は英仏を救済するためドイツと戦争をしたがっていた。

そこでルーズベルトはドイツの同盟国でドイツより弱そうな(そう思っていた)日本に様々な嫌がらせをして攻撃するように仕向けた。


例えば南京事件や満州建国、上海事件など、何かネタが在るたびに戦争犯罪をでっち上げて制裁し、日本の方から攻撃するように挑発した。

日本政府を支配していた日本陸軍上層部は、まんまと挑発に乗ってしまい、真珠湾攻撃に至った。

もし日本がアメリカの挑発など無視して東南アジアの英仏蘭だけを駆逐していれば、アメリカは少なくとも1年以上は日本と戦争できなかった。



戦争の必要条件

アメリカが参戦するには相手側から攻撃するように仕向けるか、米国の世論が賛成しなくてはならない。

イラク戦争に米国民は無関心だったが、9.11で世論が沸騰しブッシュ大統領は全面戦争に踏み切る事ができた。

旧ソ連の場合はアメリカからいくら挑発されても逃げ回り、空白地帯だけに侵攻したので直接戦争を免れた。


中国もアメリカと直接対立せず徹底的に逃げてきたが、「大国意識」に目覚めてからは危険な行為を繰り返している。

北朝鮮は今後もICBM発射や核実験を行うから、米世論はもっと戦争賛成が増えるでしょう。

だがアメリカが攻撃するには世論の賛成だけでは十分ではなく、世界各国の参戦を必要とする。


日本は外国と無関係に勝手に建国した国なので、戦争をするときも外国の都合など一切考慮しなかった。

それが最終的な破綻に繋がったのだが、アメリカは建国前後、欧州の大国に振り回された経緯があった。

したがって戦争をするにも外国特に欧州各国の賛成と参戦を欲しがり、「連合軍」みたいなものを作りたがる。


アメリカの歴史を振り返ると単独で戦争をした例がほとんどなく、例外は戦争と言えないような小規模な紛争くらいでした。

従ってアメリカが北朝鮮を攻撃するときも、単独攻撃は絶対に有りえず、同盟国を引き連れて大名行列のように出陣します。

英仏や欧州の小国、その他の同盟国に参戦を要請し、今回は日本も参戦を拒否できません。



最後の障害は韓国

もし「当事者」の日本が参戦を拒否したら、今度こそ日米同盟は破綻し、日英同盟と同じになるでしょう。

今回重要なのは恐らくオーストラリアだと思われ、過去にアジアで米国が参戦したほぼすべての戦争に参戦しています。

オーストラリアはクジラやイルカなど、妙に居丈高な態度を取りますが、もちろんアメリカの後ろ盾があるから威張っています。


「オーストラリアはアメリカの最重要同盟国なのだから、日本と戦争になってもアメリカはわが国に味方する」とオーストラリア人は思っています。

そうであればオーストラリアは真っ先に駆けつける筈で、豪軍艦や戦闘機が半島でチョロチョロしだしたら、戦争が近いかも知れません。

もう一つの条件は韓国で、米朝戦争が始まれば北の攻撃は間違いなく韓国に集中します。


北は日本まで届くミサイルを持っているが、大型車両で運搬するので衛星から探知されるし、数も限られています。

だが韓国は近いので通常の砲弾でもソウルに届き、自走砲のような兵器を無数に保有しています。

むろん韓国軍や在韓米軍のほうが強いので地上兵器は撃破できるが、最初の数日間でソウルが大きな被害を受けるのは避けられません。


したがって韓国が攻撃に同意するはずが無く、米韓は同盟国なので今までアメリカは攻撃を躊躇していました。

韓国など滅んでも良いとはいかないので、やはりトランプとしては北朝鮮のほうから攻撃してもらうのがベストです。

そうすれば韓国人に何十万人被害がでても、アメリカは韓国を守った事になります。


もっともこれはアメリカ大統領や米軍が「犯人」ではなく「救世主」になりたいからで、決して韓国人を気遣っての事ではない。


そして最後に恐らく、最も重要なのは中国とロシアの同意、少なくとも北朝鮮側で参戦しないという同意が必要です。

米軍が北を攻撃したら、そこにはロシア軍と中国軍が待ち構えていたのでは、しゃれになりません。

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