日本企業は法隆寺みたいなもの
horyujigojunotokondo
引用:http://jp-isan.com/nara-isan/horyuji/horyujigojunotokondo.jpg



長寿の日本企業

東芝、サンヨー、シャープなど日本企業の弱さが最近目立ち、反対に日本以外の企業の強さが際立っている

日本企業特有の問題として、企業年齢が外国よりかなり長い点が挙げられます。

外国の調査によると世界に12社しかない1000年以上続いている企業のうち、9社が日本に存在していた。
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また200年以上続いている企業5600社のうち、半数以上の3100社が日本に存在していた。

さらに創業100年以上の日本企業は3万3069社(2016年)も存在し、日本では石を投げれば創業100年以上の会社に当たる。

長く続いている企業の世界5位までを日本が占めていて、この調子だと上位の半数以上は日本でしょう。


一方で国内企業の「平均寿命」は30年ほどで、新規に創業した企業の60%は、なんと1年以内に廃業しています。

起業して10年後に存続しているのは5%以下であり、「新参者」には非常に厳しい社会だというのが分かります。

逆に言えば創業何百年の古参企業には「ぬるい」社会だとも言える訳で、ベンチャー企業より創業何百年企業を、無意識に優遇しています。


お菓子でさえ創業年数を誇らしげに印刷してあるし、ヤフオクやアマゾンでさえ「X年の実績」を掲げている出品者が居ます。

評価が少ない出品者より創業5年の出品者から買うのが人情で、年数=信用という傾向が強い。

そしてこれが日本企業の欠点にもなりえます。



創業から遠くなると技術が軽視される

人口当たりの企業の数は外国とそう変わらないので、日本企業は長寿で入れ替わりが少ない。

アメリカの株式総額上位は20年前とは様変わりしているが、日本は平成になってから変わらず、バブル期ともあまり替わらない。

そして企業年齢が高くなると、内部で新陳代謝がなくなり、サラリーマン社長や現場を知らない社長が増える。


ホンダが良い例で、本田宗一郎は修理工場の見習いから操業してホンダを世界有数の企業にした。

創業者は現場の技術者で、何代目までかはこうした創業者の理念で運営されるが、何十年もたつと経営陣のほとんどは技術者ではなくなる。

最近東芝の歴代社長が酷かったと言われているが、最近の東芝経営陣の中で技術者や現場出身者が何人いたのだろうか?


今強いと言われている外国企業の経営者のほとんど全員が技術者出身の創業者です。

スティーブジョブズとかビルゲイツ、イーロンマスク、ザッカーバーグなどIT企業は全員が技術者社長です。

一方でアメリカでも弱いと言われる自動車ビッグ3の社長は、車を運転しないし、タイヤ交換すら出来ない人間が社長をしています。


技術から離れて現場から離れた企業が弱くなるのは当たり前の事で、日本がITなどで勝てないのも自然の成り行きです。

ライバルの欧米企業は技術者が社長をしているのに、日本ではファックスやパソコンすら使えない重役が「ちょっとコピー取って」などとやっています。

世界は最先端技術を競っているのに、日本企業では営業や経理や銀行から左遷されてきた人が、社長をやっているのです。

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