中国によるサイバー攻撃が指摘されているイージス艦事故
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引用:https://pbs.twimg.com/media/DHyNEoJV0AABd4W.jpg


米イージス艦衝突はサイバー攻撃か

2017年6月と8月に連続して発生した米イージス艦衝突事故のうち一件は、中国軍のサイバー攻撃で発生した疑いが出てきている。

6月17日に伊豆沖で「フィッツジェラルド」がコンテナ船と衝突し、8月21日に「ジョン・マケイン」がシンガポール沖でタンカーと衝突しました。

両艦とも同じように側面から衝突されて船体に大穴が開き、大量の海水が居住区画に進水し、乗員数名がなくなった。

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原因はどちらも乗務員の見張りが不十分だったためと推測されたが、米海軍はシンガポールの事故でサイバー攻撃の可能性を調査している。

2017年1月にはイージス艦「アンティータム」が横須賀市沖で座礁、5月にもイージス巡洋艦「レイク・シャンプレイン」が韓国漁船と衝突していた。

イスラエルのサイバーセキュリティー企業ボティーロは、これらの事故はGPSの位置情報が改ざんされて、発生した可能性があると警告している。


同社によると容疑者として疑わしいのは中国と北朝鮮で、2017年6月に黒海でも大規模なGPS障害が発生していた。

同社はイスラエルの情報機関とも協力した経験から、GPSを改ざんするサイバー攻撃は技術的に可能であるとしている。

黒海では船舶に搭載されたGPS受信装置に、GPSに「成りすまして」誤認させ、約20隻に間違った位置情報を表示させたという。


米国のサイバーセキュリティー企業「Wapack Labs」も同様に、シンガポール沖事故はサイバー攻撃だった可能性を指摘している。

米海軍は最近、シンガポール沖事故についてサイバー攻撃かどうか調査していると認め、同時にサイバー攻撃を示す証拠は見つかっていないと説明しました。

イージス艦に対するこうした”非物理的な攻撃”は数年前ロシアによっても行われていました。



イージス艦の電子システムに弱点

2014年にロシアとアメリカはウクライナの支配権を巡って激しく対立し、米海軍は黒海にイージス艦を派遣しました。

黒海はウクライナに面していて、当時焦点になっていたクリミア半島はソ連時代のソ連海軍の軍港でした。

ロシア空軍のSu24戦闘爆撃機は、米イージス艦ドナルド・クックに、電波妨害システムによる攻撃を行ったとされています。


ロシア側の報道によるとドナルド・クックのイージスシステムはダウンし、戦闘不能の状態に陥った。

Su24はイージス艦に対し、急降下しては寸前で引き起こす攻撃訓練を12回繰り返し、去っていったという。

2015年に黒海でイージス艦「ロス」が、2016年にバルト海でまたイージス艦ドナルド・クックが、Su24に電波攻撃され同じ状態になったといわれている。


このように米イージス艦は電波攻撃に極めてもろく、何度も戦闘不能状態に陥っていました。

こうした前置きが在った上で2017年に連続衝突事故が発生し、サイバー攻撃が疑われています。

2017年6月には黒海で、民間船舶20隻のGPSが同時にダウンする事件があり、サイバー攻撃を受けたと判断されている。


米沿岸警備隊は2014年に、ある港でGPSの障害が発生し、その港で翌年も同じ障害が発生したと明かしている。(どの港かは不明)

船舶の航法システムはGPSだけに依存しており、大型航空機のように複数の地上基地局の電波で確認しては居ない。

GPSさえ混乱させれば航路を誤認させて、衝突させる事も可能だと考えられている。

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