中国でスパイの教官をしていた人間が、ニュージーランドで国会議員になっていた
New_Zealand_China-born_Lawmaker_44100
引用:http://www.mcclatchy-wires.com/incoming/mxrvbq/picture173007221/alternates/FREE_640/New_Zealand_China-born_Lawmaker_44100.jpg



中国が派遣したスパイが国会議員に

ニュージーランド国籍を取得し国会議員になった中国移民が、実は中国でスパイ訓練を受けた情報部員だった。

3流スパイ映画のような実話が本当にあり、ニュージーランドは国籍や移民の権利で大騒ぎになっている。

ジャン・ヤン(楊健)(Jian Yang)議員は現在55歳で、32歳まで中国に住んでいたので、1994年に移住した事になる。

          スポンサー リンク



ジャン・ヤンは中国国籍だった頃、中国情報部員(スパイ)を養成する学校で、言語学を教える講師を務めていた。

他にも軍人や情報員の教育機関で合計10年も、教員や講師として働いていた経歴を持っていた。

ジャン・ヤンはこうした経歴を隠したままニュージーランド国籍を取得し、23年間住み、国会議員として2期を勤めていた。


さらにジョン・ヤンは議会の外交・防衛・貿易特別委員会に所属し、安全保障の重要情報を知りえる立場に居た。

ニュージーランドはアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダと秘密情報共有協定「ファイブアイズ」を結んでいる。

5カ国は安全保障や軍事情報を共有し、諜報活動で得た情報や、軍事情報が含まれていると言われている。


5カ国の中でオセアニアのオーストラリアとニュージーランドは諜報活動への警戒が甘く、中国に重要情報を流出させているとも言われる。

ニュージーランドはこの事件に見られるように、危機意識が希薄であり、中国にとっては秘密情報を盗む「カモ」になっている疑いがある。

もちろんジョン・ヤンと中国政府はこういた疑惑を否定し、中国人への人種差別だと反発している。



オーストラリアでは2重国籍議員

オセアニアのもう一つのオーストラリアは2重国籍問題に揺れていて、こちらもスパイ疑惑と関連している。

オーストラリアの2重国籍議員は8人も居て、既に議員辞職した議員もいる。

緑の党のラリッサ・ウォーターズ上院議員は、出生したカナダ国籍を保持していて、2017年7月18日に議員辞職した。


同議員は緑の党のラドラム副党首の2重国籍が発覚してから、自分が2重国籍だという事実を知ったと主張している。

ウォーターズ上院議員が生まれた時、カナダは能動的に離脱の手続きをしなければ、他国の国籍を取得してもカナダ国籍を保持したままだった。

だがウォーターズ上院議員の生後1週間で法律が改正され、他国の国籍を取得すれば、自動的にカナダ国籍を失う事になった。


ラドラム副党首はニュージーランドから10歳の時に帰化したが、ニュージーランド国籍は自動的に消滅したと思っていたと主張している。

独立派のヒンチ上院議員はアメリカ国籍を持っていないが、アメリカの年金受給資格を持っていて、「外国で特権を持つ」違法行為に該当している。

ゼノフォン上院議員は父親が英国統治時代のキプロス出身で、イギリス国籍が自動的に付与されていたと主張している。


ジョイス副首相は父親がニュージーランド出身で、海外で生まれた子供にも自動的にニュージーランド国籍が付与される。

カナバン資源・北部担当相は母親がイタリア出身で、本人が知らない間にイタリア国籍を申請していたと主張している。

日本では蓮舫議員の2重国籍騒動の時に「他にも10人は2重国籍が居る」と某国会議員が発言したそうです。


日本の外務省では外国人が日本に帰化した後、元の国の国籍を放棄したかどうかを確認せず、相手国に問い合わせもしていません。

このため帰化した人は「何も言われないし、まあ良いか」と国籍放棄していない人が大勢居ると言われています。

なお日本では「国籍放棄の意思を示せば」放棄したと見做され、実際に2重国籍であっても違法にはならない。


蓮舫の場合は放棄の手続きをせず、国籍離脱の意思表示も台湾政府に示していなかったので、問題になった。

          スポンサー リンク


          スポンサー リンク