最も勢いがあるのは立憲民主党で、希望の党に迫る可能性もあるという
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引用:https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171007002608_comm.jpg



与党圧勝の勢い

2017年10月22日投票の衆院選は9月25日に安倍首相が解散表明し、28日に衆院解散しました。

10月10月に公示され1,180人が立候補、連休中の各メディアアンケートが早くも出揃いました。

アンケート結果の前に、衆院解散からこれまでの流れを、おおまかに追ってみます。

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安倍首相が解散表明した9月25日には、小池東京都知事が「希望の党」を旗揚げしました。

9月28日には希望の党が民進党と合流を発表し、自由党や維新も参加し共産党とも協力すると報道されました。

野党の大連合ができると支持率や得票率で自民党を上回るので、一夜にして新政権誕生すら予想されました。


だが民進党が事実上の解党を決定した9月28日に、小池知事は「理念が違う者は受け入れない」と表明しました。

解党したのに受け入れ先がなくなった民進党左派議員は、枝野元幹事長が10月3日に結党した立憲民主党に集合した。

希望からの離脱者も出て勢いが削がれたが、ここで小池知事は「自民党の石破、野田聖子とは協力できる」と引き抜きを示唆した。


石破氏の離党が報道されたが結局公示日までに離党は無く、変わって希望の党と反安倍勢力が共闘し「石破総理」を指名するという噂が流れた。

仮に自民党が単独過半数を割ると、希望と連立して首相を交代しようという意見が主流になりかねない。

安倍首相は「連立政権で過半数維持なら続投」とテレビで語ったが、実際には過半数維持でも造反議員が出るのが予想されます。



自民安定過半数で改憲8割超

こういった流れを踏まえて、10月9日から11日に実施された各紙アンケート調査の結果を比較してみます。

簡単に自民党と希望の予想議席だけを並べると、読売は自民261以上・希望60前後、共同通信は自民289・希望60前後でした。

日経は自民260・希望69、産経は自民261以上・希望60前後、NHKは自民270・希望59以下などでした。(NHKは他メディアによる推測)


今回の調査では各メディアが示し合わせたかと思うほどブレが小さく、自民の議席数は260から289になっている。

希望の党の獲得議席は60前後で、これも各紙大きな違いがありませんでした。

仮にこの通りの結果になると公明党は組織票で30議席以上取るので、与党で290から320議席を獲得します。


自民党単独で安定過半数だと、もはや安倍降ろしどころではなくなり、野党の再編成が始まるでしょう。

2018年秋の自民党総裁選は衆院選の圧勝を受けて、安倍総裁の無投票3選目が決まり、石破氏は必要な推薦人を確保できないでしょう。

自民党議員は党や政府の役職に就きたいので、造反したら干されると考えれば、推薦人にはなり難い。


注目された改憲については連立与党で300人、維新と希望も改憲賛成とすると、衆議院の80%以上が改憲賛成になります。

いざ改憲発議すると反対に回る可能性もあるものの、選挙時には賛成と言っています。

投票日まで10日あるので、まだ大きな出来事があるかも知れず、与党大勝が決まった訳ではない。

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