11カ国はトランプが退陣すれば、アメリカがTPPに戻ってくると考えている
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引用:http://everything-is-changing.com/wp-content/uploads/2017/04/eb22bf7a906b7f73af3d68cd620dade7.jpg



主演俳優が抜けたパーティ

アメリカのTPP協議離脱によって11カ国になったTPPは、TPP11として再協議が進められています。

12カ国の時のTPPは世界経済の4割を占め、世界の人口の1割を占める巨大経済圏だと言われていました。

ここからアメリカが抜けた結果、世界経済の割合は約16%、人口比では5%以下に縮小しました。

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世界での比率としては殆どどうでもいい物になりましたが、日本政府は今後もTPPに固執する方針です。

12カ国だったTPPではアメリカだけが膨大な貿易赤字国で、他の国々はTPPでアメリカに輸出できると考えていました。

アメリカが抜けてしまうと最大の経済国は日本だが、他の国々は日本に対しては貿易赤字なので、逆に食われてしまうでしょう。


日本が輸出するのは知的財産とか高付加価値の完成品が多く、各国が日本に輸出するのは農作物や部品や低価格品だからです。

という訳で日本にとってアメリカが抜けたTPPは、ごり押ししてくる親分が居なくなり、「確実に小銭を稼げる」と踏んでいます。

主演俳優が出てこないアカデミー賞みたいなもので、それなら自分が受賞してやろうという事かも知れません。


ベトナムで11月10日にTPP会合が開かれ、大筋で最終合意に達したとみられます。

ベトナムのダナンではAPEC=アジア太平洋経済協力会議が開催され、トランプ大統領や安倍首相などが集まっている。

TPP参加国首脳で会合開き、合意を確認するところまで行ったが、カナダが反対して流れたと言われている。



トランプ退陣を見据えた交渉?

安倍首相は5カ国首脳と会談したが、カナダ首相との会談は難航したとみられ、日本の自動車規制に反発していると言われている。

カナダは日本に対して資源輸出などで(僅かだが)貿易黒字であり、日米自動車メーカーが輸出も行っている。

11カ国は自分たちだけが先に合意する事で、アメリカが復帰せざるを得ない状況になり、先に加盟した自分たちが有利になると考えている。


つまりアメリカが抜けたTPP自体を各国は重要だとは思っておらず、あくまでもアメリカの参加を前提にしている。

そのアメリカはTPPに続いて北米自由貿易協定NAFTA離脱も検討していて、そうなったらカナダには一大事となる。

トランプ大統領はEUや韓国との貿易見直しも進めていて、すぐにTPPに復帰はしないと見られている。


トランプ大統領の支持率は33%と低迷しているが、ブッシュ(Jr)大統領の25%よりは高く、オバマ大統領の最低支持率38%より低い。

最近何代からの大統領ではクリントンとオバマは高支持率、ブッシュとトランプは低支持率とはっきり分かれている。

左派的で融和的な大統領は高支持率、右派的でタカ派だと低支持率となっている。


レーガンまではこの逆で、戦争をするとパーっと支持率が上昇したものだが、今は逆になった。

するとトランプは1期目(2020年)末の大統領選では敗れるか出馬せず、オバマやクリントン的な大統領に交代する可能性がある。

大統領は(間を空けても)2期までなのでオバマは出馬できないが、オバマ的な大統領に交代する可能性は高い。

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