インド太平洋戦略とは中国の海上包囲なのが分かる
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引用:https://cdn.mainichi.jp/vol1/2017/09/15/20170915k0000m030144000p/9.jpg



インド太平洋戦略とは


日韓中を歴訪したトランプ米大統領は、アジア太平洋経済協力会議=APECに出席するため、ベトナムのダナンを訪問しました。

11月10日に演説し、日本などが提唱する「インド太平洋戦略」に参加する姿勢をしめしました。

トランプは「米国はインド太平洋地域のパートナー、同盟国だ」と語り、アジアの安全保障に積極的に関与すると表明した。

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直前に習近平が演説し、「世界第二位の経済力」「大国の責任」を強調し、一帯一路への参加を呼びかけた。

APECは元々はアメリカがアジアでリーダーシップを発揮するために創設したのだが、最近は中国が目立っていた。

経済的にはアジアの多くの国で中国が貿易額1位になり、軍事的にも中国の強大さを感じている国が多い。


ベトナム戦争ではアメリカの戦闘機や爆撃機はタイやフィリピンから出撃したが、今ではそれらの国も中国と親しく付き合っている。

ミャンマーやカンボジアのような小国ですらアメリカより中国を重視する有様で、アメリカの影響力は年々低下していた。

「インド太平洋戦略」への参加はこうした状況を挽回する狙いがあると見られるが、功を奏するだろうか。


「インド太平洋戦略」に参加が予想されているのはインドのほか日米が中心で、アジア諸国に呼びかけると見られている。

インドは陸上で中国と国境を接し、常に紛争を抱えていて、日米も中国の拡大主義に直面している。

オーストラリアは建国以来ずっとイギリスやアメリカが守ってきたが、本人はそう思っておらず、中国と「戦略的パートナーシップ」を結んでいる。



太平洋分割提案に見る中国の戦略

若干頼りないメンバーではあるものの、海上における中国包囲網を構築することが出きる。

習近平は11月10日、トランプとの共同記者会見で「米中で太平洋を二分割する」構想に触れ、海洋支配に意欲を示している。

太平洋分割論はオバマと習近平が2013年に初会談した時に、「太平洋を中国とアメリカで分割しよう」と呼びかけてオバマが断った経緯があった。


習近平はトランプとの初会談でもまた同じ話を持ち出したのは、トランプを値踏みしているとも受け取れる。

トランプが反発するか、それとも違う反応をするか、それによって対応を変えてくるのかも知れません。

もし米中で太平洋を二分割すると、日本は当然中国の支配下になり、横須賀は中国海軍の基地になるでしょう。


中国が創設したAIIB(アジアインフラ投資銀行)や一帯一路について、「軍事利用を進める」と公然と口にしています。

一帯一路の加盟国は中国の兵器を導入したり、中国海軍や海上警察の寄港地にする計画が、続々と計画されています。

カネと力で影響力を拡大する中国に対し、日米印がどのように対抗するかが見ものです。

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