コメ補助金がなくなり生産農家が減少した
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引用:https://img.news.goo.ne.jp/picture/yomiuri/m_20171125-567-OYT1T50068.jpg



減反終わってコメ高騰

近年コメの価格がじわじわ値上がりし、来年以降は価格が高騰するのではないか、と考えられています。

原因は日本のコメ政策の「減反」が終わり補助金もなくなるからで、生産農家が減って価格上昇が懸念されている。

戦後日本はパン食の普及などでコメ離れが進み、消費が減少しコメ余りは社会問題になりました。

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そこで政府はコメ生産を減らす農家に補助金を出す減反政策を始めた。

コメ生産農家には政府補助金が出る一方で、減反に協力しないと補助金が支給されなくなった。

コメが余った事でコメ価格は長期下落傾向が続き、最近はカリフォルニア米より市場価格が安いものもあった。


その減反政策は2017年度で終了し、来年からは政府補助金も廃止されるのだが、どうしてコメ価格の高騰につながるのだろうか。

減反はもともとコメ余りによる価格下落を抑えるものなので、本来なら減反を辞めれば価格は下落する筈です。

だが最近では減反はあまり行われない一方で、政府補助金の役割は多くなり、コメ農家は補助金で支えられていました。



お握りやパック用低価格米が不足

補助金によって生産コストより流通価格が低くなり、価格を低く抑えられるようになっていました。

価格を上げるために始めたが、政府が補助金を出して、生産者価格より販売価格を抑えていた事になる。

だが農家は補助金が出ないコメ生産を辞め、補助金が継続する飼料米への転作が進み、主食用のコメが不足して価格上昇しています。


コシヒカリに代表されるブランド米はもともと補助金に依存していないので影響は大きくないが、低価格米で供給が不足しています。

おにぎり製造会社では、業務用米の仕入れ価格が20%上昇していて、来年はさらに上昇が予想されている。

おにぎりの販売価格は100円程度で固定されているので負担は製造会社に行き、このままでは倒産が避けられない。


来年にはコンビニおにぎりや低価格パックごはんも、1個5%から10%程度の値上げは避けられないかも知れません。

17年産の主食用米の生産は731万トンで、前年より19万トン減り補助金もなくなるので、生産者価格の上昇が予想される。

新米価格は3年連続上昇していて、2017年は去年より8%も値上がりし、物価全体の約1%を大きく上回っています。

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